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九州北部豪雨に思う

  • 2019-08-29 (Thu) 12:02
  • 総合

 九州がまたもや豪雨に見舞われている。今度は佐賀県や長崎県、福岡県などの九州北部だ。私が住む福岡市東区もしつこく雨が降り続けているが、大きな川は近くには流れておらず、水害の心配はとりあえずない。住宅地では取り急ぎ、大小河川の氾濫を防ぐ手立て、防げなければせめて床上浸水を阻止する効果的な対策を見いだすことが急務だ。
 私は昨年7月にこのブログで以下のように書いている。——何という災難だろう。にわかには信じられないような水害が西日本各地を襲った、いやまだ続いている。広島、岡山は特に被害が甚大なようだ。被害総額は最終的にどれだけになるのだろう。私の住んでいる福岡市の東区は特段のこともなかったが、久留米市の方は住宅の浸水被害が深刻だとか。「数十年に一度の大雨」とか「これまで経験したことのない豪雨」などといった形容が耳に残っている。しかし本当に怖いのは、今回のような水害がこれからはそう珍しくない時代に突入しているのではないかという疑念があることだ。太平洋から襲来する台風の気圧をネットで見ても、915ヘクトパスカルなどといった猛烈な気圧となっていたりする。スーパータイフーンとでも呼ぶのだろう。現代に生きる我々日本人は、南海トラフ大地震など未曽有の天変地異を覚悟せよとも言われる。何とも心がふさがる。——
 このブログで何度か書いているが、地球温暖化のゆえかかつてなかったような凄まじい規模の豪雨が襲来するようになっている。私は南太平洋の熱帯・亜熱帯地方のような雨が日本で今降っているのではという気がしてならない。門外漢ゆえにそれを裏づけるものは何も手にしていないが。豪雨に象徴される異常気象が日本の日常の光景となりつつあるのではと危惧する。英語だと Abnormal is now kind of normal, I’m afraid. とでも表現するのだろうか。
                  ◇
 雨が降るので香椎浜でのスロージョギングもお休みの日々となっている。正直に書けば、心中ほっとしている部分もあるのだが、でも走りたい気持ちもないことはないので複雑な心境だ。ジョギングは中国語では「跑步」(pǎo’bù)と「慢跑」(mànpǎo)という二つの語があるとか。「慢跑」の「慢」は「遅い、のろい」、「跑」は「走る」という意味だと辞書に載っている。私の場合「スロージョギング」だから「慢跑」の方がぴったりの感じだ。
 明け方まで結構激しく降っていた雨が今は上がっている。天気予報だとこれから先もずっと雨マークが見える。間隙をついてぱっと外に出て走るしか手はなさそうだ。
                  ◇
 ふと気づくと、ケーブルテレビで毎日のように楽しんでいた韓国語と中国語のドラマをこのところ全然見ていない。韓国のドラマは一度はまると全100回とか150回といったロングランのものに付き合わされることになるから覚悟が必要だが、中国のドラマはそう長いものはないからはまっても構わないと思っている。とは言え、最近は食指が動くものに出合っていない。
 台北ではまったアニメの「それいけ!アンパンマン」(麵包超人)の中国語版が放送されたら、毎日でも見たいのになあと思うこの頃だ。

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