Home > 総合 > 日韓、いつまで吵架?

日韓、いつまで吵架?

  • 2019-08-01 (Thu) 09:36
  • 総合

 日韓関係が一段と厳しさを増しつつあるようだ。今回の件に関しては韓国政府に非があるように思えるが、ここまで悪化しては落としどころを見いだすのは至難の業だろう。願わくは政府の対立が一般の市民レベルにまで生じないことを祈るばかり。釜山市の例が物語るように地方自治体でも日本の自治体との交流イベントの中止を表明するなど懸念される動きが出始めている。
 国と国との関係はともかく、市民レベルでは日韓の付き合いは年々強化されているように感じている。先日の太宰府でもそうだったが、韓国の旅行者は日本の良さを満喫しているように見受けられた。私にしてもひところは釜山によく出かけていたが、不快な思いをしたことは一度もない。国と国との関係が危うくなればなるほど、市民レベルの交流を密で親なものにしたい。その意味で釜山市の行政が取っている行動は理解しがたい。ここは日本に住む我々が大人の対応を示したいところだ。
 このところ、台湾ばかりで韓国訪問がおざなりになっていた。実はこの秋は久しぶりにまた釜山を訪ねようかと思っていた。懐が怪しくなっていることも一因。第一、目と鼻の先にある釜山に足繁く通わないことには、福岡に住んでいる利点がない。フェリー便でネット予約すれば、交通費は宮崎に帰郷するよりも格段に安く済む。それで涼しい秋になったら釜山再訪を考えていたが、はてさてどうなることやら・・・。
                  ◇
 とても難儀な日課のように感じていたNHKラジオの中国語講座「まいにち中国語」が楽しく感じられるようになっている。理由は単純至極。ラジオから流れてくるさまざまな単語、会話のやり取りが初めて耳にしても意味が分かるからだ。もちろん、初級だからではあるが、去年の今頃は考えられなかったことだ。今はテキストさえ購入していない。テキストに頼ってしまいがちなことも購入を控えている理由だが、テキストがなくともついて行くことができ、新出の単語も辞書をひけばすぐに理解できるようになっている。
 最近の講座で次の文章が流れてきた。「他们又开始吵架了。」。彼らがまた「吵架」を始めたということはすぐ分かった。「吵架」は知らない。辞書で調べる。「口論する」という意味が分かった。「口が少ない」と書く「吵」が「口論する」という意味とは面白い。「又失败了。」という文章は耳にすれば何となく推測はつく。「また失敗した」という意味。ピンイン表記のshībàiは「シーバイ」であり、「しっぱい」と聞こえなくもない。似たような漢字を使っていても発音が日本語とはかけ離れた語彙が多い中、時に「あ、似ている」と感じる語が出てくるとそれだけで中国語をぐっと身近に感じるのは私だけではないだろう。この調子でこれからも学習を続けることができればと切に願う。
                  ◇
 7月に入ったと思っていたら、もう8月。小倉のよみうり文化センターでの英語教室は8月も続けるが、天神の英語教室はお休みとなる。初級はまだ受講生が皆無に近く、9月の第2水曜日夜から改めて再スタートする。興味のある方は「本のあるところajiro」の次のサイト(http://www.kankanbou.com/ajirobooks/ )をご覧ください。

Home > 総合 > 日韓、いつまで吵架?

Search
Feeds

Page Top