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女性の胡坐もOK!

  • 2019-06-26 (Wed) 11:47
  • 総合

 韓国のドラマを見ていて、以前から不思議に思っていたこと。それは女性が普通に胡坐(あぐら)をかいたり、立膝で座っていることだ。先日、NHKの「レベルアップハングル講座」を聴いていたら、まさにこのことが語られていた。
 講師の先生は次のように説明していた。「韓国では男女ともにあぐらをかきますが、目上の人の前ではとりあえず正座をするのが礼儀だと言う人もいます」と。韓国では正座は罪を犯した人が罰を受けるために座っているという印象もあるとかで、正座に馴染めない人も多いようだ。何となく理解できる。正直言って、今の私には正座は耐え難い座り方だ。法事の場などで正座を余儀なくされると、ほんの二三分程度で両足がきつくなってくる。太ってしまったからだろうが、すぐに両足を崩したくなる。思えば、中学校時代にクラブ活動で剣道をやっていた頃は正座が当たり前であり、きつくも何とも思わなかったのに!
 最近は釜山から足がすっかり遠のいてしまった。今年は何とか一回ぐらいはフェリーを利用して再訪したいと思っている。ネットで福岡―釜山の往復フェリーを予約すると、信じられないぐらい格安で行くことが可能。福岡在住を精一杯利用しない手はない。そう言えば、釜山のレストランの店先で若いお嬢さんが一人で胡坐をかいて焼き肉を焼いて食べていた光景を思い出す。韓国人がお店で一人で食事することは稀なようだから、おそらく友人が席を外していたのだろう。ほれぼれとする胡坐姿に目を奪われたことを覚えている。
                  ◇
 女子サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会。なでしこジャパンが臨んだ決勝トーナメント初戦の対オランダ戦。日本時間26日午前4時キックオフという時間帯だったが、応援せざるを得ない。スマホの目覚ましで何とか起きた。
 前半ハーフのコーナーキックからいともたやすく先制を許した時点で、あ、これは負け試合だなと思い、再びベッドに戻ろうかと思った。だが、前半ぐらいは見終えようと我慢してそのまま観戦。果たせるかな、前半終了少し前になでしこが見事なパスワークを実らせ、オランダのネットを揺らした。お、これは案外いけるのではとも思えてきたのだが。
 なでしこジャパンはその後も惜しいプレーが続いたが、決定力に欠けた。私はサッカーのことは正直、あまり分からない。延長戦突入が見えてきた後半終了間際にハンドの反則を取られ、相手に痛恨のペナルティーキックを与えてしまったことが単に「不運」と片づけられることなのかも分からない。
 新聞やテレビのメディアではこれから、なでしこジャパンの健闘を称える記事が並ぶのだろう。私には穏やかな農耕民族が荒々しい狩猟民族と戦っているような気もした。ピッチが田んぼのようにぬかるんでいたらとベッドの中で考えたりもした。嗚呼悔しい!
                  ◇
 小倉のよみうりFBS文化センターと福岡・天神のカフェ「本のあるところajiro」で英語を教えています。小倉は毎月第1、2、3火曜日の午後。天神のカフェでの英語教室は初級クラスが毎月第2、4水曜日の夜、中級クラスが毎月第2、4日曜日のお昼過ぎ。小倉教室はhttps://yomiuri-cg.jp/ で。天神教室はhttp://www.kankanbou.com/ajirobooks/ で。

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