- 2019-05-28 (Tue) 11:12
- 総合
トランプ米大統領と安倍首相の蜜月関係は今なお強固に続いているようだ。令和初の国賓として来日後に趣味のゴルフの他、相撲観戦、居酒屋での会食などと親密なひとときを過ごしたと報じられている。トランプ氏への個人的な思いはともかく、日米両首脳が良好な関係を維持しているのは国際関係にとって朗報だろうと思われる。
それにしても、あの二人がなぜあのような蜜月関係にあるのか不思議ではある。年齢から言ったらトランプ氏が少し上だから、安倍さんがうまく懐に飛び込んで御していると言えなくもない。前例のない型破りのトランプ氏のことだからあまり野放図に付き合っていると、いつかはしごを外されることがあるやもしれないと危惧せざるを得ないが。
私は今もトランプ氏は何の政治思想もない、虚栄心だけの男だと思っているが、それが間違っていることを彼がやがて証明してくれたなら、喜んで不明を恥じよう。
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中国語の雑記帳。片面が印刷済みで廃棄するだけの用紙をメモ書きに利用している。時々、このメモ書きに書いた語句を読むことがあるが、意味を忘れてしまっていることもしばしば。加齢とともに記憶力が落ちているとは思いたくないが、そうなのだろう。正確な発音・声調はまず記憶に残っていない。
「天真烂漫」という熟語がメモ帳に記されていた。日本語ではあの「天真爛漫」だ。爛も覚えるのは厄介だが、烂もそう簡単ではなさそう。辞書を再度繰ってみた。日中ともに同じ意味合いのようだ。「飾り気のない、無邪気なさま」といった「てんしんらんまん」だ。ほっとする。日中両言語で漢字は同じでも、意味合いが微妙に食い違うケースが多いが、この熟語は同じようだ。声調さえ克服すれば、発音も似ている。
最近これによく似た成語を学んだ。「天衣无缝」。日本語では「天衣無縫」となる。広辞苑を引くと「(天人の衣服には人工の縫い目などがない意から)詩歌などに技巧をこらしたあとがなく、いかにも自然で完美であるさま」とある。また「人柄が天真爛漫で飾り気のないさま」とも。しかし、本家本元の中国語の成語には後者の意味合いはない。後者の「天真爛漫」の意味で「天衣无缝」を中国で使ったとしたなら、奇異な印象を与えることになるのだろう。
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小倉のよみうりFBS文化センターでの英語教室、福岡・天神のカフェ「本のあるところajiro」での英語教室。楽しく教えさせてもらっているが、残念なのは受講生が少ないこと。これもすべて私の不徳の致すところと恥じ入ってはいる。教える内容には足を運んでいただく価値ありと自負しているもののだ。
小倉の教室は毎月第1、2、3火曜日の午後3時半から5時。天神のカフェでの教室は初級クラスが毎月第2、4水曜日の午後6時半から8時、中級クラスが毎月第2、4日曜日の正午から午後1時半。詳細はそれぞれ次のホームページをご覧ください。小倉はhttps://yomiuri-cg.jp/ 。福岡・天神はhttp://www.kankanbou.com/ajirobooks/ で。
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