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「茶番」を蹴飛ばせ!

  • 2018-06-30 (Sat) 11:13
  • 総合

20180630-1530324603.jpg サッカーのワールドカップ(W杯)で西野ジャパンは何とか決勝トーナメントに進出を決めた。対戦相手のポーランドに1対0で負けながら、フェアプレーポイントつまりイエローカード(警告)の数がより少なかったという差でセネガルを抑え、勝ち上がった。この命綱の差を活かそうと日本は最後の10分間、攻めるのをやめ、球回しで時間が過ぎるのを待つ作戦に出た。結果的にこの西野采配は功を奏したが、国内外で賛否両論となるのは不可避の事態となった。
 英BBCのネットを読むと、当然のことながら、かなり手厳しい評価の声が相次いでいた。記事の見出しに、日本の対ポーランド戦は「信じ難い茶番」(mind-boggling farce)で終了したとある。日本人としてその先の内容は読みたくないものであることは容易に推察できる。記事の最後にサッカー専門家諸氏のコメントが掲載されていた。“I developed a soft spot for Japan, but I hope they get battered in the next round.”(私は日本には好感を抱いていたが、決勝トーナメントではボコボコにされて欲しい)“This leaves a bitter taste in the mouth. It’s a disgrace.”(なんとも後味が悪く、恥ずべき試合だった)
 サムライブルーにとって「名誉挽回」の唯一のチャンスは週明け3日の決勝トーナメント1回戦。対戦する優勝候補の一角、ヨーロッパの強豪、ベルギーと互角の試合を繰り広げ、できれば勝利することが求められている。難しそうだが、そうなることを祈ろう!
                 ◇
 さあ、明日から7月。去年は7月の声を聞いて、クーラーのスイッチを入れた。今年もそうしよう。ここしばらくの間、昼の熱が残る夜が辛かった。これからだいたい3か月はクーラーのお世話になるのか。電気代が跳ね上がることになるが、致し方ない。地球温暖化(global warming)に貢献したくないので、できるだけ使用は制限することを心がけたい。
                 ◇
 韓国語と中国語をNHKラジオの語学講座の助けで独学するようになって2年が経過した。当時のブログ「NHKラジオという手があった」を読み返すと、次のように書いている。「韓国語と中国語の独学。ふと思い出した。NHKラジオでも初級者向けの番組を放送しているはずだと。早速金曜朝の韓国語の初級を聞いてみる。思った以上に聞き取ることができた。あ、これなら自分の勉強に必ず役立つぞと嬉しくなった。続いて聞いた中国語の初級クラスはさすがに難しかったが、歯が立たないという感じではない」
 あれから2年。残念ながら、予期したほどの伸びは見せていない。忸怩たる思いだが、のんびりとしたマイペースの独学ゆえこれも致し方ないか。これからの一年の進歩に期待しよう。「石の上にも三年」というではないか、と自らを慰めているが、中国語の勉強を始めたことで毎日、「目から鱗のひととき」を過ごすことができるのはとても有難く思っている。
 上記の「勉強」という語句。中国語の簡体字では「勉强」と書くが、意味は「無理に強いる」だとか。辞書には「不要勉强他。」(彼に無理強いしてはいけない)という例文が載っている。そうか、勉強という行為はやはり自分に「無理強い」してするもののようだと「屁理屈」をこねたくなる心境————。

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