- 2018-03-26 (Mon) 21:55
- 総合
花蓮を発ち、台北に月曜午後戻った。帰りは特急のような電車で2時間しかかからなかった。明日の飛行機の便は信じ難いほど朝早い。ネット予約だから致し方ない。それで花蓮に行く直前に桃園空港のそばのホテルを予約していた。台北駅を経由して下車した駅からホテルは歩くには遠過ぎたので、台湾に到着して以来、初めてタクシーに乗った。運転手さんにホテル名を書いたメモ帳のノートを見せて発車。
ほどなくホテルに着いた。ここまでは良かったのだが、ノートを車内に置き忘れてしまった。私は近年、このような以前には考えられないミスをよくやる。情けないったらありゃしない。幸い、運転手さんから領収書をもらっていたので、チェックインをしようとしたフロントですぐにタクシー会社に電話してもらった。連絡がつき、ノートをホテルに届けてもらうことになったが、当然のことながら、また先ほどの駅からホテルまでの乗車料金を支払う羽目に。
愚痴になるので書きたくはないのだが、台北で最後の夜を過ごすこのホテル。チェックインする段になって、地下鉄(MRT)なら市内から一本でごく簡単に来ることができたことを知った。駅名は「大園」(ダーユェン)。なぜそんなことが分からなかったのか。観光ガイド本やホテルで出回っている地下鉄の路線図にそこまで記載されていないからだ。私が定宿にしている台北市中心部のホテルのスタッフは誰もこの駅のことを知らなかった。何人かはそういう駅はないとも言った。これも台北らしいと言えば台北らしいと言えるのか?
とまあ、最後は恥ずかしいポカを重ねてしまったが、台湾の人々に対する好感度には変わりはない。気持ちの良い日々を送らせて頂いた。また、近いうちに再訪したいと願う。
最後に花蓮の印象を少し書いておきたい。それはこの市は台湾東部を代表する都市と聞いていたが、市内の中心部でも老朽化したビルや廃屋が少なからず見られたことだ。老朽化してだいぶ月日が経過したと思われるものもあった。眺めているこちらがもの悲しくなってしまった。もったいない!
もう一つは花蓮だけに限らないことだと推察されるが、台湾ではお年寄りがとても大切にされているという印象を受けたことだ。お嫁さんだか娘さんがお年寄りの手を引いたり、お手伝いさんだかがお年寄りの車椅子を押したりしている光景をよく目にした。夜市でもそうだ。儒教の精神がまだ健全に息吹いているからだろうか。私にはもう真似したくともできないが、社会の在り方としてはお手本としたいと思った。
花蓮で最後に食べた朝食も忘れ難い。お客の流れが絶えない街の食堂で適当に注文したのは、キャベツ餃子のような高麗菜煎包、小麦粉のクレープのような蛋餅(ダンピン)、それに冷たくて甘い豆漿(豆乳)の3品。これが何と72元(約270円)。はるか昔の学生時代の生協(学食)に戻ったような感覚。これで腹一杯になったのは言うまでもない。
ところで明日の便は午前6時30分発。普通なら2時間前の搭乗手続きだから空港着は4時30分。午前4時には起きた方が良さそうだ。そんなに早く帰る必要などさらさらないのだが。いや可能ならばむしろもっと台北に留まりたい。ガイド本に掲載されている食べ物でまだ味わっていないものも沢山あるし・・・。
Comments:2
- 中川素子 2018-04-03 (Tue) 13:16
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那須さん
お疲れ様でした。
台北滞在中にメールするつもりでしたが、貴子さん(笑)が練りに練ったびっしりのプランをこなすのに
両親共々いっぱいいっぱいで。
せっかく近くにいたのにお会いできず、残念でした。
でも、今度お話聞かせてください!
私たち姉妹、台湾大好きなので、
何度でも行きたいね~と話しています。
台湾を愛する会など発足して
情報交換いたしませんか?
さて、金次郎さん♡
目的3ヶ所の内2ヶ所はクリア、
福耳の方にもお会いできました。
台湾の方、みなさん親切でした。
特に両親と一緒でしたので
混んだ地下鉄に乗っても、
すかさず博愛座に案内して下さるし
日本語で色々教えて下さったり。
とても楽しい旅でした。
貴子さんは、現地の人に間違えられることが何度もありました(爆)
こちらに帰ってきて以来
連日台北より暑いのでびっくりです。
今年は気温の変化が激しいので
ご自愛くださいませ。
追伸
金次郎さんの写真など
後程メールいたします。 - nasu 2018-04-03 (Tue) 15:38
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素子さん 確かに台湾ははまりますね。いつか台北かどこかで語学短期留学、とても魅せられます。那須