- 2018-03-21 (Wed) 09:05
- 総合
火曜朝。ホテルから散歩がてら雙連の朝市へ。この朝も食堂「世紀豆漿大王」で朝ご飯。前日は冷たくて甘い豆漿(豆乳)と小籠包だったが、豆漿は今度は温かくて少し塩っぱい咸(シエン)豆漿に変えてみた。咸豆漿には野菜が入っていて味も良かった。日本だと白米に味噌汁、納豆、(らっきょう酢の)漬物を理想としたいが、咸豆漿も悪くない。台北にいる間は病みつきになりそう。
お昼はホテルの近くの牛肉麺店で。180元(約680円)。うどんのような麺で私はこれが気に入った。抜群に美味いという味ではないが、毎日食っても飽きないようなあっさりした味わいだ。30元(約113円)出せば、小皿の一品が食べられるようで、これもそのうちに挑戦したい。
台北にはもう一冊のガイドブックを持参していた。書肆侃侃房が出している『子連れ台北』(佐々木千絵著)。イラストレーターの著者が写真やイラストをたっぷり駆使して台北及び台湾各地の旅の醍醐味を紹介している。
この本の中で「夜市と言えばココ! 台北最大の士林夜市(スーリンイエスー)! 歩くだけでも楽しい」と記されている。士林夜市のことは耳にしていたが、前回の旅では機会がなかった。それで今回は満を持してホテルの近くの中山(ジョンシャン)駅からMRTと呼ばれる地下鉄の淡水線(ダンシュイシエン)に乗り込んだ。切符を買う面倒くささもない。前回の旅で悠遊卡(ヨウヨウカー)(EasyCard)と呼ばれるカードを購入していて、これがまだたっぷり残金があり、札や硬貨を探す煩わしさから解放された。
『子連れ台北』では降車駅は夜市の名称となっている士林駅ではなく、一駅前の劍潭(ジァンタン)駅と書かれている。この情報がなければ、一駅余計に乗っていたところだった。
生憎この日は小雨模様で、夜市が始まる午後5時過ぎに劍潭駅から外に出た時にも冷たい小雨が降っていた。これでは行楽客も出足をくじかれるだろうなあと思っていたら、あにはからんや、結構な人出。傘を差しているので、すれ違う人たちと傘がぶつからないように気を配りながら歩く。賑わいが深夜まで続くのだとか。毎夜、お祭りの屋台が出ているようなものだ。ちょっと信じ難い!
中ほどに進むにつれ、強烈な臭気が漂ってきた。有名な臭豆腐だ。私は前日に油で揚げた臭豆腐を食していたが、臭いはそれほど気にならなかった。夜市では煮た臭豆腐が売られていた。海外からの観光客の中には鼻をつまんで店の前を通って行く人たちもいた。私もさすがにこの夜は遠慮した。
『子連れ台北』では「大腸包小腸」という食べ物が紹介されていた。もち米がソーセージの中に入っている感じだ。屋台の前にすでに列ができていて、だいぶ長いこと待たされたが、待った甲斐があるだけの美味さだった。値段は55元(約207円)。これを食しただけで来て良かったと思った。
何だか、台北に来て食べ物のことしか書いていないようだが、実際、その通りだ。まあ、今の私の力ではとても会話ができる代物ではない。それでもいろいろ、気づきはある。今回の滞在中にここで記すことができればいいのだが・・・と願っている。
Comments:2
- 中川素子 2018-03-21 (Wed) 17:40
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那須さん
昨日はありがとうございました。
こちら、今日は少し肌寒く
明日は10℃を下回るようです。
予報見ましたら、台北も今日明日はちょっと寒そうですね。
ニューローメン!
前回食べて美味しかったので、
今回も楽しみにしています。
私たちが行く予定のところを
写真つきで書いてくださっているので
とっても参考になります。
今回貴婦人は小鳥占い、
私は「刀療」という包丁マッサージにぜひ行くつもりです。
那須さんも、怖いものみたさに(笑)刀療いかがですか?
一般的なので、あちこちにあるらしいですよ~。
花蓮にいらっしゃるのでしょうか?
今日メルマガが来ていて
花蓮の特集でしたので、
後程メールしま~す。
引き続き、素敵な旅を
お楽しみくださいませ。 - 那須 2018-03-21 (Wed) 18:23
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素子さん 今日は台北も肌寒い日のようでした。実は夜市で食あたりになったみたいでほぼ一日、ホテルで寝ていました。その辺りはブログで。明日は板橋を散策する予定です。