- 2017-12-12 (Tue) 11:05
- 総合
クリスマスシーズンがまたやってきた。私には海外の友人、知己にささやかなプレゼントを送ることぐらいしか意味はないのだが。向こうでは普段まず入手できないであろうお菓子類をコンビニでごっそり購入し、小包にして、郵便局から航空便で発送する。航空便代の方がお菓子類の購入代金よりも高くつくことに頭を悩ませるのも毎年のこと。
それでもロンドンに住む支局時代の助手、L嬢の幼い子供たちが小包を開けた時の笑顔を思い浮かべると、少々の出費は我慢できる。いつかまた再訪したいと考えているが、しばらくはお預けだ。それより前に米ジョージア州ラグレインジに住むH夫人を再訪する方が先だからだ。こちらの方は来年何とか実現したいと願っているが、果たしてどうなるか。安上がりの旅の仕方が見つかればいいのだが、アメリカとなると・・・。
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『中国語はじめの一歩』(ちくま学芸文庫)という文庫本を書店で偶然見つけた。パラパラとめくって見ると、面白そう。著者は大学教授の木村英樹氏。裏表紙に著者の顔写真がある。あれ、見たことがあるぞ。そうだ、ケーブルテレビで放送している放送大学の中国語講座の講師の一人だ。この新刊の書にぐっと親近感が湧いてきた。
ところで、上記の中国語講座は再放送であり、私が見るのは2度目か3度目。初めて見た時は文字通り、チンプンカンプンだった。手元に教科書がないのだから当然と言えば当然なのだが。それが一年と少しが経過した今は何とかついていける。嬉しく思わないわけがない。これもNHKラジオの初級講座「まいにち中国語」をこつこつと聞いているおかげだと思う。
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大谷選手の大リーグのチームが決まった。同じロサンゼルスながら、ナリーグのドジャースではなく、アリーグのエンゼルス。日本ではあまり話題になることは少ないが、センターにマイク・トラウトという名の若きスーパースターがいる強豪だ。
彼がエンゼルス入団を決めたことは向こうでも大きなニュースとなっているようだ。入団を正式に表明した共同記者会見の様子は断片的にテレビでも見たが、彼の物おじしない自然な対応は米メディアでも好評を博したと伝えられている。願わくは大谷選手の英語力がこれまでの日本人選手を凌駕するものであって欲しい。理由は言うまでもないだろう。
大谷選手が記者会見で自分がこれから背負う背番号17に関し、ちょっとしたジョークを通訳を介して口にしただけでも話題になった。彼が通訳を介さずにこのジョークを語れたとしたら、その効果のほどはいかばかりか。大谷選手は本当は背番号27が欲しかったのだが、それはすでにトラウト選手の背番号だったため、17で満足したと語った。大リーグのホームページには早速次のような記事が掲載された。Turns out, Shohei Ohtani isn’t just a talented pitcher, outfielder and hitter. He’s got another skill, too: Telling jokes. Is there anything he can’t do?(ショーヘイ・オータニは単に才能豊かなピッチャー、外野手、そして打者、というだけではないことが判明した。彼は技量をもう一つ持っていた。ジョークを口にできるという技量だ。彼にできないことなど果たしてあるのだろうか?)。just とcan’t がゴチック体(原文ではイタリック体)になっていることに留意されたし!
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