- 2017-08-08 (Tue) 16:51
- 総合
心配した台風は福岡ではほとんど影響を感じることもなく過ぎ去ってしまった。郷里の宮崎もそうたいしたことはなかったようだ。神様に感謝だ。パソコンの天気概況の衛星画像にしょっちゅう「念」を送っていた甲斐があった。
それにしても、今回も西日本を中心に大量の雨が降り、住宅の浸水などの水害をもたらしているようだ。最近はかつての日本では見られなかったような雨が降っている印象がある。こういう現実を目にすると、地球温暖化(global warming)による異常気象は確実に現代人の暮らしを蝕みつつあるように思えてならない。「記録的豪雨」(record rainfall)という表現がやがてあまり意味のない語句になるのではないか。そうならないことを祈りたいが。
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米プロゴルフの世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待。松山英樹選手が胸のすくような優勝を遂げた。最終日は午前5時に起きてテレビの前で応援したが、彼は終盤も落ち着いたプレーでバーディーを連取、終わってみれば2位に5打差つける圧勝だった。ブリヂストン招待はメジャーに次ぐ重みのある大会だ。今週末に行われる今季メジャー最終戦、全米プロでの活躍が期待される。
英字新聞ジャパン・ニュース紙にAP電の記事で、英北アイルランド出身の超一流プロ、ローリー・マキロイ選手が松山選手を称える言葉が載っていた。 ——“Once he gets going, he just keeps the hammer down and keeps it going. It’s very impressive.” —— 「ヒデキは調子に乗ると手が付けられなくなる。目を見張るようだ」といったニュアンスのほめ言葉だろう。マキロイ選手からこう称えられるのも素晴らしい。
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『中国語のしくみ』(白水社 池田巧著)に次の指摘があった。時間順に連続する動作をつなげて文にする「連動文」という文の説明で、紹介されていた文章は「我们去餐厅吃午饭吧。」。「私たち(我们)はレストランに行って(去餐厅)昼食を食べましょう(吃午饭吧)」。次のように説明されていた。誘いかける場合、日本語ではわざわざ「私たちは」と言いませんが、中国語ではきちんと主語をつけます。もし主語を省略してしまうと、場合によっては相手に対して命令口調で言っているように聞こえますので要注意。なるほど、この点では中国語は英語に似ていると言えなくもない。
ブログを書いていることの利点の一つは過去のブログを日記帳のように読み返すことができることだ。私の場合は「備忘録」的なブログだけに一段とそうだ。
それで去年の今頃は何を書いているのかと思って、スクロールしてみると、次のようなことを書いている。—— 私は間もなく宮崎の郷里の山中に籠る。パソコンは使えず、携帯も圏外。世の中の喧騒とは無縁の静かな日々を過ごすことになる。スポーツ中継の熱狂からも幾分遠ざかることになる。NHKラジオ(語学講座)も山間地だから雑音が入って、聴取があまり芳しくないのが少し残念だが、致し方ない。そういう事情でこのブログもしばしお休みです。皆さま、楽しい夏休みをお過ごしくださいませ。アンニョン!——
なるほど。今年も大差ない・・・。