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韓国語ドラマ

  • 2015-08-31 (Mon) 09:48
  • 総合

 明日から9月だ。今年も残すところあと4か月。本当に一年は瞬く間に過ぎていくようだ。とこんなことはこれまで数限りなく書いてきたような・・・。
                 ◇
 県民税・市民税を納入したと思っていたら、所得の申告を促す通知書が届いた。出版社の印税支払いも額の多寡にかかわらず、申告する義務があるようだ。気にもしていなかった。区役所に相談に行くと、この際確定申告をしたらいかがですかと勧められた。会社を辞めて5年。確定申告したことは一度もない。大学の非常勤講師による報酬は源泉徴収してあるので、申告は必要ないと考えていたからだ。「今の時期なら税務署は空いているはずです。おそらく並ぶこともないでしょう」との区役所の職員の一言に押されるように税務署に足を運んだ。
 これまで(複数の)大学や出版社から送られてきていた源泉徴収に関する紙片のほか、今年の税金納付書などを携えて税務署へ。確かに空いていて、係りの人が懇切丁寧に疑問に答えてくれた。机上のパソコンのスクリーンに立ち上った国税電子申告・納税システムというものに登録をしてくれ、私の個人的数字を打ち込んでいく。最後に「あ、還付金が派生しますね。えーと56,885円です」という言葉が発せられた。え、そ、そんなに。今の私には決して少額とは言えない額の還付金だ。なぜ、これまで確定申告を面倒くさがってきたのだろう、この私は!
                 ◇
 韓国語の勉強を始めたことを前回の項で記した。語彙が増えていくのは面白い。ネイティブの教師から30年ほど前に基礎的なものを教わっていたことは無駄ではなかった。
 それで最近、韓国語ドラマにはまりつつある。私はケーブルテレビに入っており、これまでもチャンネルをカシャカシャやっていると、韓国のドラマがよく放送されているなという感覚があった。どれ、試しにどれか見てみよう。それで初めて気がついたのだが、ほぼどの時間帯でも韓国語のドラマがどこかのチャンネルで放映されている(ようだ)。富豪やエリート家族の愛憎関係を描いたものが多い。もちろん字幕があるからこそ理解できる。それでも時に韓国語の単語が私の耳にも引っかかる。「かくして私は大人になった」という独白で終わったドラマがあった。私の耳は「어른」という語を聞き取った。たしか「大人」という意味ではなかったか。韓日辞書を引く。어른という語に苦労の末にたどり着く。意味は「大人」。数日前まではこうしたことができるとは予想だにしなかった。
 私は日本のテレビドラマには興味がない。最後に見たのは「渡る世間は鬼ばかり」だった。それが今や韓国語ドラマに魅せられている。途中からの視聴だから、筋立ては全然分からない。想像力を逞しくして見るしかないが、登場する韓国の女優さんが皆美人さんで、「学習」を忘れてしまう。まさかこの年になって「韓流ブーム」に巻き込まれようとは思わなかった。でも、目的は韓国語の修得だ。しばらくはどっぷり浸ろう。저는 시간이 많이 있읍니다.(チョヌン シガニ マニ イッスムニダ:私は時間がたっぷりある)

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