- 2024-10-31 (Thu) 23:25
- 総合
大リーグ(MLB)のワールドシリーズが終了した。残念ながら最後の数試合は仕事のために生中継に付き合うことができなかった。左肩の脱臼で大谷翔平君の調子は今ひとつだったようだ。それでも彼がドジャースのチームに今年貢献した功績に水を差すものではない。ということは分かっていたが、優勝を決める試合では胸の空くホームランをかっ飛ばしてくれることを願いながら、仕事に勤しんでいた。
スマホで途中経過をチェックして、ヤンキースが前半に大量5点を挙げたことを知る。向こうのピッチャーは大エースのゲリット・コールだ。容易に打てるピッチャーではない。これは敗戦濃厚だな。まあいいや。3勝2敗でロサンゼルスに戻れば、第6戦目で先日好投した山本由伸投手が再びマウンドに立つことができる。きっとヤンキース打線をまた手玉に取ってくれることだろう。移動日をはさむから翔平君にもいい休養となる。私も週末ならば、心置きなくゲームをテレビ観戦できる・・・と思っていた。
仕事が一段落し、残務整理をしながら、スマホをチェックすると、何とドジャースが5点差をひっくり返し、大逆転勝ちしているではないか。オマガ! ドジャースの優勝はめでたいことだが、私はその歓喜に預かることができなかったではないかいな!
優勝が決まったゲームでも翔平君は思うような打棒は発揮できなかったようだ。だが、ロバーツ監督やチームメイトからはショウヘイを称える言葉が相次いでいた。ロバーツ監督は最大級の賛辞を惜しまない。次のように語っている。“Six years in the States, arguably the best player in the big leagues. … What Shohei’s done to our ballclub, the Dodger fan base domestically, globally, I just don’t think you can quantify.”(大リーグに来て6年。ショウヘイはほぼ間違いなく両リーグで最も優れた選手だろう。彼のドジャースへの貢献や米国内外のファン層に及ぼした影響など、とても数量化することなどできない)
もう一つ印象に残ったのは敗軍の将、ヤンキースのブーン監督の所作。敗戦後の記者会見で、“This is going to sting forever.”(この敗戦は一生心を痛めることになる)と苦しい胸の内を吐露したが、ブーン監督は舞台裏でロバーツ監督の元に駆けつけ、ハグをして優勝を直接祝福したという。どこの世界・分野でもお手本にしたい “a good loser” (潔い敗者)だ。
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台所によく立つようになったからなのか、因果関係は分からないが、右手の複数の指があかぎれというのか、ささくれ立つようになって久しい。ひび割れが痛く感じる。若い頃には全くなかった「疾患」だ。皮膚科を何度ものぞいたが、「洗剤による手荒れ」みたいなことを言われたような。塗り薬で急場はしのいだが、またすぐに同じ症状を呈していた。
最近、ふと気づいた。この頃はそうしたことに悩まされていないのではないか。よく分からない。これから冬本番を迎え、またあかぎれが復活するのかもしれないが、そうでないことを祈りたい。以前にこのブログでも書いたが、このところ、毎朝、無調整豆乳にきなこをたっぷり入れて飲んでいる。朝食を抜かすことはあっても、これだけは欠かさないようにしている。ひょっとしてこれが思わぬ効果を発揮しているのではないか・・・。そうだったら嬉しいが、いや、まさか?!