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別府・地獄めぐり

  • 2024-07-24 (Wed) 19:58
  • 総合

20240724-1721818536.jpg 宮崎を出て別府に向かった。今秋に私を訪ねてやって来る韓国人の友人夫妻を歓待する方策を考えねばならない。福岡と宮崎はまあ土地勘があるからいいが、別府は分からない。別府の温泉は世界的に有名だし、ここは外せないかな。それでとりあえず「偵察」しようと足を伸ばした次第。宮崎から日豊本線の特急で別府に。特急だが、悲しいかな単線だから、対向してくる電車の待ち合わせがあったりして、時間がかかる。過去に何度か利用したことがあるが、あまり急ぐ旅でもなく、読書の時間だと思えばそう苦ではなかった。
20240724-1721818587.jpg ところが、今回はやはりその時間が気になった。お昼過ぎに宮崎を出て、別府に着いたのは午後4時過ぎ。週末に博多を出て宮崎に着いたが、博多から九州新幹線で新八代駅まで50分ほど。これは快適で感覚的にはあっという間に新八代に到着した印象。新八代からは高速バスに乗り換え、2時間10余分程度で宮崎駅に到着した。これもゆったりしたバスで苦には感じなかった。それに比べて、日豊本線の宮崎から別府はちょっとこたえた。正直、大分駅で小倉行きの特急に乗り換え、7分か8分後に別府駅で下車するのだが、二日酔いの疲れもあったのか、そのまま小倉まで行き、自宅に直帰しようかと心が揺れた。
20240724-1721818629.jpg いや、この機会を逸したら、別府温泉の「偵察」はできないと自分を鼓舞して別府駅で下車した。最初に目指したのは駅構内の観光案内所。親切な担当のお嬢さんがいて助かった。こちらの希望を聞いて色々とアドバイスをしてくれた。その後にホテルを探したが、あいにく夏休みの行楽客で混み合っているのか、空きがないと立て続けに断られた。三軒目のホテルで何とか空き部屋が見つかった。温泉付きで値段もリーズナブルだった。
20240724-1721818664.jpg 一夜明けて、前日に観光案内所で聞いていたアドバイスに従い、別府名物の「地獄めぐり」を歩いてみた。足を運んだ甲斐はあった。週末に飲んだ幼馴染みによると、我々は中学校の修学旅行で「地獄めぐり」を楽しんだらしいが、私は残念ながら何も覚えていない。今回別府駅西口からバスに乗り、地獄めぐりの地に。灰色の不気味な「鬼石坊主地獄」から神秘的なコバルトブルーの「海地獄」、アフリカを思い出すワニが飼育されている「鬼山地獄」などを見学したが、なるほど、別府が日本随一の地熱や蒸気に恵まれた地であることを実感できた。台湾や韓国、東南アジアからの観光客で賑わっている印象も受けた。
 「偵察」の甲斐あり、だいたいの事情は頭に入った。ただやはり、宮崎から別府は時間がかかりすぎるか。別府から福岡方面は2時間ぐらいだからまあ大丈夫。人間、2時間ぐらいまでの乗車は許容範囲だが、3時間を超えると微妙・・・か。それなら福岡からまず別府に南下する手もあるか。宮崎で宮崎らしいものを飲み食いして、高速バス経由で新八代から九州新幹線で一路、博多を目指す手も悪くないかもしれないなどと考え始めている。
 「地獄めぐり」の後、ひょうたん温泉という所まで歩き、そこの温泉に浸かった。例によって道に迷ってしまい、温泉にたどり着いた時は汗びっしょり。お湯に浸かった後に食事処で生ビールをぐいっと。喉が渇いていたのか、実に旨かった。夏はやはり生ビールか。その後、人気メニューとかの冷麺を食べた。これも旨かった。いけない。夏休みに入って連日、飲んでいるではないか。ますます豚のように太ってしまうぞ。よし、8月に入ったら改めて考えよう。(8月も北陸方面に旅の予定で飲まないわけにはいかないのだが・・・)

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