Home > 総合 > のどかなJR日南線

のどかなJR日南線

  • 2024-07-23 (Tue) 10:39
  • 総合

20240723-1721698716.jpg 予定通り週末に宮崎市に戻り、妹を誘って、お気に入りのホルモン焼き店で故郷の味を楽しんだ。福岡でもホルモン焼きは味わえるが、宮崎のホルモン焼きに慣れ親しんだ身には物足りない。宮崎に戻ると、懐かしい炭火を使った素朴なホルモン焼きが楽しみだ。普段は生ビールは「遠慮」しているが、ホルモン焼きではさすがに我慢できない。生ビールを2杯、それに芋焼酎を飲み干した。
 泊まるホテルも宮崎市中心部にあるいつものビジネスホテル。一泊5000円ぐらいで泊まっていたような記憶があるが、今回は一泊7110円。値上げしたのかな? このホテルは一階にあるサウナ付き浴場が魅力。宿泊客は無料で何度でも入浴できる。温泉ではないのだが、特別な鉱泉湯で効能が色々あるらしい。電気風呂もあり、私は背中でくすぶり続けている帯状疱疹にも癒やし効果があるのではと密かに期待している。
 いささか二日酔い気味の頭をサウナ付き浴場でしゃきっとさせた月曜日の朝、計画通り、日南市油津にある帯状疱疹の専門医を訪ねるためにJR宮崎駅に向かった。西都出身の私は県南地域には土地勘がない。地方のJR路線だから、1時間に一本程度の便しかないが、それでも宮崎駅から電車で油津まで行けるのは助かる。
 初めてJR日南線の電車に乗った。珍しい単線。実にのどかで良かった。途中から左手に日向灘の青い海が見える。右手は田植えの終わった田んぼや緑の山々。約一時間半ほど揺られて油津駅に。プロ野球・広島カープのキャンプ地としても知られ、カープの色に塗られた駅舎が印象的だ。タクシーを拾ってすぐに目指す皮膚科の診療所を訪ねた。
 小さい診療所だったが、5,6人の看護師が忙しく立ち働いている。患者も多い。繁盛している医院であることがうかがえた。患者の診察が一段落したところでT医師にお目にかかることができた。昨年の正月明けに発症し、今もなお完治していないことを告げる。といっても日常生活には支障はなく、仕事をしているときは帯状疱疹のことはすっかり忘れていることなども。T先生の見立ては「帯状疱疹後神経痛」。痛みもないようだから、時間をかけて完治を待っていいのではとの由。私も異論はない。心が少し軽くなった。
 心が軽くなったところで、その夜は西都市の郷里の幼馴染みと宮崎市内で待ち合わせ、一杯引っかけた。今この項をホテルに戻り、サウナ付き浴場で汗を流した後に打っている。本来なら、バイデン米大統領が再選を目指していた大統領選から撤退を表明した大ニュースについて触れたいところだが、昼間の疲れと連日の二日酔いで頭がぼぉーとしている。
 バイデン氏は大統領選からの撤退に合わせ、副大統領のカマラ・ハリス氏を民主党の大統領候補に指名する意向も表明したと伝えられている。ハリス氏がインド系の女性で、検察官出身のインテリであり、人種的には白人ではなく、黒人として形容されることぐらいしか承知していない。外交手腕は未知数とも報じられており、果たして大統領として大丈夫?という疑問符が頭に浮かぶ。ただ、この疑念はすぐに雲散霧消した。かつて側近中の側近から「小学5年生程度の理解力」しか持ち合わせていないと酷評されたあのトランプ氏だって4年間も大統領職を務めたことがあるではないかいな! ハリス氏が晴れて大統領に選ばれれば、「初物づくし」の新大統領となる。ぜひそうなって欲しいが、果たして!

Home > 総合 > のどかなJR日南線

Search
Feeds

Page Top