- 2024-02-02 (Fri) 15:28
- 総合
2023年の出だしも最悪だったが、2024年も大差ないようだ。煎じ詰めれば、不徳の致すところとなるのだろう。新学期がスタートして間もない先週月曜日朝。ちょっと身体がだるいなあと感じていた。お昼前の授業はそれでも問題なく終えた。校門を出て帰途に就く。路線バスでも来れば、駅まで乗ろうと思ったが、路線バスは見えない。仕方なくてくてくと歩いた。大体20分程度の歩きだからたいした距離ではない。
普通に歩いているつもりだった。傍目からはそうではなかったようだ。駅にだいぶ近づいた頃、後ろから「あの、那須さん、体調悪いようですね。ちょっとお店で休んで行かれたらどうですか。休むだけでもいいですよ」というような言葉が聞こえてきた。私が週1の頻度で利用しているレストランの人だ。「あ、いえ、駅もうそこですし。大丈夫です。ありがとうございます」と応じたような。要するに私の歩き方がよほど覚束なく見えたのだろう。実際、決して万全ではなかった。
最寄り駅に着き、内科医に行く。昨年末のインフル時にもお世話になった医院だ。例によって医院の外に設けられた場で診察を受けた。鼻に綿棒みたいなものをぐいっと突っ込まれ、あえいでいると、「コロナですね」と冷徹な診断。アチャー、これでまた一週間仕事を休むことになる。非常勤講師の仕事は時間が限られているだけに辛いが、罹患してしまった以上はどうすることもできない。
帰宅後、倒れ込むようにベッドへ。熱はそうでもないのだが、コロナに罹患、それも初めて罹患したことが残念で、虚脱感に襲われる。何もする気になれない。処方してもらった内服液はのどの腫れや痛みなどを軽減する漢方薬と38℃の発熱時などに服用するカロナール錠の二種類だけ。少々拍子抜けする薬だ。これで本当に直るの? 素人流に解釈すれば、ウイルスが自然と弱体化するのをじっと待てということか? よく分からないが・・・。
そして本日は金曜日。頂いた薬が切れる日だ。熱は平熱に戻った(ようだ)。体調は万全とまではいかないが、悪くない。その証拠に今こうやってパソコンに向かって雑文を打てている。今朝は何日かぶりにNHKラジオの韓国語と中国語講座も聴く気になった。もう大丈夫だろうと感じてはいる。それでもいまだに完治した感じではない背中の帯状疱疹、年末にかかったインフル、そして今回のコロナ。あちきはかくも虚弱体質だったのかなと嘆かざるを得ない!いずれの病もこじれることなく、回復の途上にあることを神様に感謝すべきことは百も承知しているが・・。
かくして1月もあっという間に過ぎ去り、2月の到来。私はほどなく古希を迎える。1月中にやっておきたいことが幾つかあった(ような気がする)が、はて何だったか? 取り急ぎは日曜日に迫っている短編小説を読むオンライン英語教室。課題文の翻訳をまだ済ませていない。受講生からも訳文が届く頃だ。早く済ませなければ。今読んでいるのはカズオ・イシグロの短編小説集だが、これを読み終えたら、以前に読んだ彼の長編小説 “Klara and the Sun” をもう一度読もうかと考えている。今の受講生は読んでいない。私はイシグロ氏の作品はどれも好きだが、“Klara and …”は間違いなく彼の代表作と数えられるだろうと評価している。
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