Home > 総合 > しばし冬眠?

しばし冬眠?

  • 2023-12-19 (Tue) 09:41
  • 総合

20231219-1702946395.jpg 次に記載しておくのは、先週末、備忘録として記し、今では少なくなった友人・知人らにメールした「個人的な新春展望」だ。まあどうでもいい内容だが、いつかまた懐かしく読み返すこともあるやもしれない。これをもって私のこのブログの2023年は打ち止めとしたい。年末・正月にかけ特段の予定はない。インフルエンザに出鼻をくじかれたが、体調に問題がなければ、久しぶりに海外の旅を考えてもいるが、どうなることやら。
 出かけるとしたなら、「気心」の知れた台湾か。韓国も捨てがたい。最近は中国語の独学はほぼ手詰まりの窮状で、それは韓国語も似たような惨状なのだが、韓国語は毎週、韓国人ネイティブ話者の無料YouTube講座に耳を傾けている。ソウルには近しい韓国人の友もいる。トランク一つ手にソウルを訪ねるのも一興かもしれない、などと考えているが、実際に腰を上げるのはしんどい。故郷・宮崎弁を使うなら結局「よだきぃ」と見送るかもしれない。
                  ◇
 2023年は帯状疱疹罹患に始まりました。まさかこんなに長く苦しむことになるとは思いもしなかった。毎夕、風呂に入るべく肌着を脱ぐと、右肩を中心に目を背けたくなるような膿みが付着していました。やがて膿みは収まりましたが、明け方の違和感はつい先日まで続いたような気がします。ほぼ一年が経過し、心の安らぎを感じるようになっていた先週末、今度はインフルエンザに見舞われました。一週間寝たきりを余儀なくされ、この土曜日にようやく体調が戻りました。
 かくて2023年は踏んだり蹴ったりの一年でした。とはいえ、老年期の帯状疱疹は誰もが経験する病とか。私は体力のある時期に一足早く駆け抜けさせてもらったと捉えましょう。仕事(中学校での英語の非常勤講師職)はなんとか続けられているわけですし、もっと甚大な健康被害だってあり得たわけでしょうし。
 さて来る2024年。世界の果てで起きている愚かなそして凄惨な戦争・テロを想起すると、人類に21世紀を語る資格があるのかという根源的な疑念さえあります。我々は聖書が説く「終わりの時代」に生きているのでしょうか。
 暦の月が二度変われば私も古希。人生がこんなに「短篇」であるとは思わなかった。あとは淡々と引き際を見つけるだけでしょうか。寂しすぎる気もしますが。まあ、できることを気負わずこなしていきましょう。とはいえ、「人生七掛け論」者の私から見たら、私は70×0.7=49すなわちこれから人生の華である50代を迎えることになります。ならばそろそろ考えていることに着手する頃合いでしょうか。はてさて言うは易し、行うは難し。考えていることは頭の中にあるのですが、それを実行に移すのは至難の業。
 2024年もかくして煩悶の中、怠惰と不作為のまま過ぎゆくことになるのかもしれません。数日前の読売新聞朝刊の一面下の目立つ広告欄にあの養老孟司先生の初の自伝の本の紹介が載っていました。NHKテレビで愛猫と戯れていた先生の人生哲学の語りは私も好きです。この本を買ってまで読もうとは思わないが、広告の文言によるとーー。虫と猫と、バカの壁 考え続けた86年 「人生は、なるようになる。これが僕の結論です」とか。「なるようになる」すなわち「なるようにしかならない」ということなのでしょうか?

Home > 総合 > しばし冬眠?

Search
Feeds

Page Top