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炊飯器への思い

  • 2023-10-20 (Fri) 09:13
  • 総合

 ラジオを聴いていたら、炊飯器のCMが流れていた。一流料亭の料理人が嫉妬するほどの炊き上がりだとか。ちょっと心が動いた。最近、白米がどうも昔ほど旨いと感じることがないからだ。運動不足気味で食欲がかつてほど旺盛でなくなっていることも一因しているかもしれない。CMを聴いていたら、古くなった炊飯器では味が落ちるようなことも語っている。私が愛用している炊飯器は使用歴は優に40年を超える。故障したことは一度もないし、今も何の問題もなく白米が炊ける。ただし、最近ちょっと?と思うことも。ひょっとしたら、やはり性能が劣化しているのかもしれない。
 折も折、関西の知己であるU先生から新米が届いた。研究生活の傍ら、U先生の家族一同で収穫した有り難い米だ。今の炊飯器でも十分美味しく頂いているが、最新の高性能炊飯器で炊けばどれほど旨いことだろうと思わざるを得ない。
 CMの文言を信用すれば、使用中の炊飯器を下取りに出せば、格安の値で購入可能と説いていた。私の炊飯器のように老朽化したものでもOKという印象だった。旨い白米を食べられるようになるのであれば、買い換えてもいいのではないか・・・。でも今も大切に使っているものは社会人生活をずっと支えてくれている「戦友」のような存在だ。使用できる限りは捨てたくはない。それが人情というものだろう。とはいえ、40年以上も使用すればもう十分お互いに「誠意を尽くした」と言えるのではないか。心が揺れる・・・。
                  ◇
 最近休みの日に近くにあるサウナ施設に足を運んだ。サウナは東京時代から大好きで毎週末のようにサウナを風呂代わりに利用して、入浴後に生ビールや焼酎を楽しんでいた。思えば贅沢な暮らしだった。福岡に定住してからもまだ現役の頃にはサウナはよく通っていたが、ここ何年かはすっかりご無沙汰さたのつましい生活だ。
 上記のサウナは近くにあると書いたが、そう近所ではない。最寄りの駅まで歩けば無料のシャトルバスが出ている。以前に北九州方面の専門学校で教えていた頃、駅のホームからこのシャトルバスが出るのを見て、一体どこに行くのだろうと思っていた。その当時はサウナ施設の存在は全然知らなかった。ひょんなことからその存在を知り、自宅から歩いてみた。45分ほど歩くと到着した。お湯は温泉を期待していたが、炭酸泉とかいうお湯だった。電気風呂のコーナーがあった。電気風呂は苦手でこれまでほとんど浸かったことがない。それでもふと思った。帯状疱疹の痛みはまだ右背中辺りに残っている。ひょっとしたら、ピリピリと電気が走るのは案外、帯状疱疹の治療に効くのではなかろうか。ど素人の考えだから当たっていない可能性大だが・・・。
 幸い電気風呂のコーナーを利用している客は皆無。一人で好きなだけ浸かることができた。背中にピリピリ電気が走る。思った以上に心地よい。風呂上がりの感覚はすこぶる良かった。これからしばらく定期的に利用してみようかと考えている。もう一つ余談。マッサージも受けてみた。両足裏をもんでもらったが、左足裏は余りの痛さに絶叫した。これまでこんな痛みを感じたことはない。内臓が弱っているのだろうか。帯状疱疹はともかく、身体のあちこちが弱ってきているのだろうか。悲しい・・・。

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