- 2021-07-16 (Fri) 11:36
- 総合
大リーグのオールスター戦は大谷フィーバーが席巻したようだ。全米の野球ファン、いや米国民を魅了したショウヘイ・オオタニは凄い青年だ。野球はアメリカでは4番目の人気スポーツだと聞いたことがある。バスケットボールが1番でフットボールが2番で・・・。大リーグ機構が一丸となってショウヘイ人気をあおっているのを目にすると、彼が大リーグの裾野を広げるダイバーシティー(diversity)を象徴する人物であり、また野球に対する国民の好感度を従来のファンベースから一気に拡大する好機到来と考えているような節も見える。まあ、それはともかく、根っからの野球ファンの一人である私はすぐに始まる後半戦でもショウヘイいや翔平君の活躍を願いながらテレビの前に座すことになる。
翻って日本のプロ野球はオリンピックを挟んだ長期の休みに入るそうだ。セパともに上位争いが熱を帯びているが、1か月の休みは何とも長い。オリンピックの野球もあるにはあるが、ペナントとはまた別の舞台であり、アメリカのチームには大リーグを代表する選手は加わっておらず、興味を抱けない。とにかく8月中旬にプロ野球が再開される頃に優勝争いが気の抜けたビールみたいになってなければいいが。ビールと言えば、猛暑が予想される今夏のビールはひときわ旨いだろうなあと思う。風呂上がりにキンキンに冷やしたビールで喉を潤したい、ぜひ近い将来!
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香椎浜を久しぶりに歩いた。本当はジョギングの方がいいのだが、水は低きに流れるもの、情けないが歩くことを選択した。それでも汗びっしょり。蝉時雨も今夏初めて耳にしたように思う。やはりあの蝉のやかましいほどの鳴き声を聞かないことには夏が到来した気がしない。マンションの自室にいても毎夏、蝉時雨が聞こえていたような気がするが、今夏はまだそういう経験はない。これからあるのか分からない。
香椎浜を歩いていてもう一つ気づいたことがある。空を飛ぶ飛行機の数が幾分増えたような気がする。福岡空港発着かどうかは分からないが、両方向に飛ぶ飛行機を同時に目にもするようになった。コロナ禍は以前猛威を振るっているようだが、航空機の往来は確実に戻りつつあるように思える。
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昨日(木曜)夜、早めに寝たためか、未明に目覚めてしまった。クーラーをつけて涼んだが、中途半端な眠りがたたり、寝付けない。暇を持て余し、深夜には滅多に見ないテレビをつけた。全英オープンの生中継が流れていた。松山英樹選手でも出場していれば熱心に観戦したかもしれないが、日本のエースはコロナ禍で欠場しており、あまり食指は動かない。
BBC放送をのぞくと、ドイツやベルギーで集中豪雨が発生し、家屋が流され、多くの死者が出ていることを中継していた。日本の各地で起きている豪雨被害とほぼ同じ光景。きっと、過去に体験したことのないような雨が降り、予想もしない被害に見舞われているのだろう。地球温暖化の異常気象はやはり全世界で被害をもたらしているようだ。この項をアップしている今、次の言葉が頭に浮かんだ。It seems to me that we are truly living in a global village. We can’t hide anywhere.
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