- 2021-05-27 (Thu) 09:38
- 総合
大リーグ。二刀流のスター、大谷翔平君の評価がうなぎ登りだ。大リーグのホームページをのぞくと、連日、翔平君の活躍に対する称賛や今後のさらなる飛躍に期待する声が載せられている。
25日(日本時間26日)のゲームでも目の覚めるような15号ホームランを右翼に放ち、チームの勝利に貢献している。いやはや凄い選手だ。私はこの日は小倉の文化センターでの英語教室の仕事があり、生では見られなかった。教室終了後にスマホで確認した。
活躍しているのはもちろんロサンゼルスエンジェルスの翔平君だけではない。サンディエゴパドレスのダルビッシュ有投手は投手では最高の栄誉、サイ・ヤング賞が視界にくっきりと入る成績を残しつつあるし、シアトルマリナーズの菊池雄星投手もチームのローテーションの要となる好投を続けている。巨人からボストンレッドソックスに移籍した沢村拓一投手も大切な場面で中継ぎの役目を担い、そこそこの働きを見せている。
その沢村投手が25日の本拠地での一戦で6回表、2死1、2塁のピンチで中継ぎ登板した。この時点でチームは2対1でリードされている。追加点は許したくないところだ。残念ながら最初の打者に手痛い二塁打を打たれ、相手チームに1点を献上してしまった。後続は抑え、翌7回は三者凡退に切り取った。私はこれを帰宅後にパソコンを開いて知った。
夕刊を開いた。夕刊の下の方の小さいスポーツ欄で「沢村無失点」というベタ記事が載っていた。凄い違和感を覚えた。確かに1、2塁の走者は先発投手が残したもので、自分は二塁打を許し、追加点を与えたものの、記録上は自責点はつかず、無失点となるようだ。だが、試合の流れから言えば、相手チームに3点目を許し、逆転に向かう勢いをそぐ1点となったことは間違いない。これを「無失点」と見出しでそして本文で表現するのはいかがなものか・・・。
野球に関心のない人にはどうでもいいようなことに思えるかもしれないが、野球大好きな私には見過ごせないことだ。
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コロナ禍で公民館の中国語講座も休講措置が続いている。毎回のショートスピーチの準備をしなくていいのは気が楽だが、まだ芽生え始めたばかりの中国語脳が日々衰えるのが悲しい。中国語の辞書をひく頻度も格段に減少した。それでなくとも語彙力は貧弱だ。NHKラジオの中国語講座で「ユージャ」という語が出てきた。何のことやら全然分からなかった。「ヨガ」だった。簡体字では「瑜伽」(yújiā)。英語のyogaの発音を似せた語だと説明を受けたような。公民館講座でも何回か出てきていたが、すっかり失念していた。
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今月から小倉駅前のセントシティというビルの11階にあるカルチャーセンターで、「普段着の英語」と題した英語教室を開講している。中学・高校で学んだ平易な英語で深い表現ができることを教えることを狙っている。毎月第1、3水曜日の午前10時半から正午の時間帯。
興味のある方は次のサイト(https://kokura.mcv.jp/fudangi_eigo/)をご覧ください。