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"The dude’s a freak.”

  • 2021-03-23 (Tue) 12:25
  • 総合

20210323-1616469936.jpg 大谷翔平君が絶好調と書いたばかりで、またぞろ彼のことを話題にするのはなんだかあと思わないでもないが、大リーグの動きをネットでチェックしていると、翔平君を大きく取り上げており、フォローアップしたくなる誘惑に抗し難い。
 今回取り上げるのは、彼が日曜日(日本時間月曜日)のオープン戦に投手として先発し、なおかつ先頭打者としても打席に立ち、申し分のない二刀流を披露したこと。その活躍の様子は対戦相手のエース、ブレイク・スネル投手の次の談話が余すところなく物語っている。"The dude’s a freak. He throws 100, he can swing it, he’s good at going the other way. He's just all around a great player on both ends, which is insanely hard to do. For him to pitch, hit and have an idea on both sides and be elite at both, that’s very impressive. You just hope to see him on the field and doing his thing as much as he can.”
 冒頭の "The dude’s a freak.” はいかにも大リーガーが口にしそうな最大限の称賛の言葉だろう。「あいつは本当にすげえやつだ!」という感じだろうか。freak は通常、a freak of nature で「突然変異」とか「異常気象」という意味だと辞書に載っている。
                  ◇
 牛乳やチーズなどの乳製品は健康に良くないらしいと聞いた。え、まさか? ネットで調べると、確かに牛乳を敬遠する食生活が欧米を中心に増えているようだ。肉や魚介類を食べない人はベジタリアン(vegetarian)と呼ばれる菜食主義者だが、これに卵や乳製品をも拒否する人をヴィーガン(vegan)と呼ぶことは知っていた。日本語では「完全菜食主義者」と訳されるようだ。
 ヴィーガンの人々が肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品の一切を拒絶していることはともかく、牛乳を含む乳製品が人間の身体に良くないとまでは知らなかった。思えば、牛乳瓶に入った牛乳を初めて飲んだのは小学生の頃だったと記憶している。初めて飲んだ印象もぼんやりながら覚えている(気がしている)。まずいと思ったからだ。よくこんなものが飲めるなと思った(気がしている)。私の直感は間違ってはいなかった(気がしている)。
 とはいえ、牛乳(や乳製品)の栄養価、効能については諸説あるようだから、私のような門外漢があれこれ論じるのははばかられるが、少なくとも飲まない方が良いという否定的な見解があることは認識していたいと思う。母乳の時期を過ぎると日本人は牛乳に含まれる栄養素を正しく摂取できず、逆に大切なカルシウムを排泄するなど逆効果となること、骨粗しょう症の原因となり得ること、脂肪が多く含まれ、肥満も誘発するといったネガティブな警告を目にすると考えざるを得ない。
 ベジタリアンやヴィーガンを目指すつもりはさらさらないものの、私の健康信条は次の一文だ。“You are what you eat.”(あなたの健康は何を食べているかによって決まる)。中国語では「人如其食」というらしい。ベジタリアンは「素食主义者」。「素食」(sùshí)は日本人には「寿司」と聞こえなくもない。板さんがカウンター越しに握ってくれる寿司は久しく食していない。嗚呼、食べたい!なんてことはともかく、私はこれから牛乳、乳製品とは袂を分かち、我が身体の変化を観察してみようと思う。

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