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I met Mary in Tokyo and they came to see me here.

  • 2021-03-03 (Wed) 21:08
  • 総合

 今週とある用事でスーツを着る必要が生じた。最後にスーツを着たのはいつだったか思い出せない。大学で非常勤講師の仕事に従事していた頃もスーツはあまり着なかった。今回、洋服タンスからスーツを幾つか取り出して着てみたが、ズボン(若い人はパンツと呼ぶのだろうか)がきつくて入らない。腰のホックを無理してかけたら、二度と外せない感じだ。なんたることだ、サンタルチア!
 辛うじて一着、何とか、はけるズボンのスーツがあったので助かったが、暗澹たる思いに沈んだ。何とかせんといかんばい。やはり、負荷の少ないスロージョギングぐらいでは焼け石に水だったようだ。それで決意した。これから朝晩、腹筋をすることを。大阪勤務時代の同僚からプレゼントされた腹筋用の器具がある。両足のつま先を引っかけて上半身を起こす器具だ。朝晩、それぞれ30回腹筋に励もう。
                 ◇
 最近、目が痒い。花粉症だろう。起床した時から、ベッドに入るまで始終痒い。痒いところをさすっていると涙が出てきて、痒みが幾分和らぐようだ。でもあまりさすっていると大事になりそうなので、目薬をつけて何とか痒みをごまかしている。
 花粉症は中国語(簡体字)でも「花粉症」。「我有花粉症。」という中国語の文章を見たら、日本人にも「私は花粉症です」という意味ではと理解できるのではないかと思う。ピンイン表記だと「huāfěnzhèng」という発音だから、耳から推察するのは不可能に近いが、視覚的には英語の “I have hay fever.” よりずっと腑に落ちるのではなかろうか。
                 ◇
20210303-1614772996.jpg CNNをネットで見ていたら、アマンダ・ゴーマン嬢の写真が目に入った。見出しは ‘Shocked by the uproar’: Amanda Gorman’s Dutch translator quits after race controversy(大騒ぎにショックを受け、アマンダ・ゴーマンのオランダ人の翻訳家が人種問題の論争で仕事を放棄)と穏やかではない。
 本文を読むと、ゴーマン嬢がバイデン米大統領の就任式典で披露した自作の詩をオランダ語に翻訳する役目を担ったオランダ人の作家が白人だったために、他に適任者、端的に言えば、オランダにも黒人作家がいるだろと突っ込みを入れられ、物議を醸しているということのようだ。白羽の矢が立ったオランダ人の作家には非はないことは明らかだが。
 私がおやっと思ったのは、このオランダ人作家(Rijneveld氏)のことを紹介したくだりで、この人が白人であり、non-binaryであると記されていた。non-binaryとは「自分の性認識が男女のどちらにも当てはまらないという考え」とある。従来のジェンダーを超えた性認識だ。悩ましいのはこうした人を紹介する場合、代名詞をhe や she で受けることはできないことだ。they で受けるのだ。上記の記事でも次の文章があった。Rijneveld said they thought it was "a great and honorable assignment" to translate "The Hill We Climb," the poem which Gorman read at US President Joe Biden's inauguration, as well as the poet's first collection of poems.
 文中にあるようにRijneveld 氏のことをthey で受けている。ウーンとうなるしかない。

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