- 2012-12-05 (Wed) 10:48
- 後藤稔にまつわる話
「商い」という言葉が「飽きない」に由来していることは多くの人が知るところです。ポスト・グローバル社会の到来とともに、商品としてこれから最も重宝されるようになる食品は何か?毎日毎日食べても飽きず、健康によく、手頃に入手でき、調理に様々なバリエーションをもたらす食べ物であるはずです。間違いなくその一つが「昆布」です(決して「食べるラー油」や「ガリガリくんポタージュ味」ではないはず)。
私が懇意にしていただいている「大阪昆布」の喜多條清光社長が、時代を先取りブームを生み出すような著書を発刊されました(しかも2冊同時!)『奇跡の昆布革命』(大和書房)と『昆布水レシピ』(メディアファクトリ-)の2冊です。清光社長は「かぐや姫」の名曲「神田川」を作詞された喜多條忠さんの弟さんでいらっしゃいます。三枝師匠(現・文枝師匠)によって天満天神繁昌亭が開設される直前まで、天満宮の会館で「天満梅光亭」なる寄席の席亭をされていたことが思い出されます。きわだつ「先見の明」をおもちになっている喜多條社長の新著。今からオススメです。