- 2010-02-05 (Fri) 12:37
- ミステリーな毎日
二度ほど直接お会いした方であるにもかかわらず、今まで有栖川さんのエッセーは読まずに避けて通っていたように思います。
一度「有栖の乱読」で体験したことなのですが有栖川さんのものを読むと、他に読みたい衝動にかられる本が、手に負えないほどたくさん出てきてしまうからです。
でも二十周年記念作品ということで今回思い切って読ませていただきました。
氏の初期作品もさることながら、私には選評が面白く感じられました。私自身その対象作品については全く無知なのですが、拝読しているうちに優れたミステリーに必要なことは何なのかということが観えてきたように思います。
で、中で取りあげられている高井忍さんの「巌流島漂流」を早速注文してしまいました。
- Newer: 「漆黒のチェイサー」ー劇場版コナン最新作
- Older: 「傾城阿波の鳴門」の謎