- 2008-11-26 (Wed) 02:39
- ミステリーな毎日
探偵ガリレオに批判的な方の作品も読んでおこうと思いました。
これは、超大作です。
推理小説にも、純文学のような作品もあれば、大衆小説のようなものもあることが、よくわかりました。(当然、この作品は純文学の方)。
とはいううものの、過去の有名な某作家の某作品へのオマージュとしても読めるところが面白かったです。
今回は現象学探偵=矢吹駆の弟子、ナディア・モガール大活躍。ところで現象学のいう「本質直観」と、ただの直観は、どこが違うのでしょうか。
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