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July 2009

旧シリーズ最終作(第45作)「謀略の結末」ー刑事コロンボ

 最終作の犯人は、何とテロリストでした。
 敵はテロ用の武器を持っています。
 それに対してコロンボは、プジョー一台で対抗します。このボロ車を走らせて、敵を追いかけるコロンボの姿が、最終回にふさわしく感動的でした。
 本当にコロンボにふさわしい最後のドラマです。
 

第44作「攻撃命令」ー刑事コロンボ

 旧コロンボ・シリーズは、犯人が用いる殺害方法がユニークでした。
 闘牛の牛に殺させるというものもありましたが、犬を使うとは、これまた驚きです。
 この犬を仕掛ける言葉として、ある名作映画のある有名なセリフが登場するのですが、
映画通のコロンボが、そのセリフに気がつかないのも不思議な気がしました。
 コロンボの映画の好みには、かなりの偏向があったのでしょうか。
 

第43作「秒読みの殺人」-刑事コロンボ

 第43作は異色作でした。
 いきなり冒頭でコロンボが怪我を負います。
 サスペンスというよりも、一人の女性の破滅譚と見たほうが面白く感じられました。
 純文学的なコロンボといったところでしょうか。
 

 

第42作「美食の報酬」-刑事コロンボ

 監督が「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミなだけに期待していたのですが、凶器の扱いに不鮮明なところがありました。少し残念。
 近年売れた日本のミステリーの中にも、これと似たような凶器の使い方がありました。そこにまで影響を与えているとすれば、やはり「刑事コロンボ」は偉大であるということにはなりますが・・・。

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