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ハイジからポニョへ

正月に広島県福山市の鞆の浦に行った時には全然知らなかったのですが、ここには宮崎駿が二ヶ月滞在し、新作『崖の上のポニョ』の構想を練った旅屋があるそうです。また、宮崎駿自身がプロデュースした坂本龍馬ゆかりの旅館が、この四月にオープンするそうです。また、この夏に行ってバッチリ取材をしておきます。

さて、ハイジは、どこにいたかという問題に関連して、もう一つ気が付きました。アルンおじさんのところまで連れてこられたハイジは、途中ペーターや子山羊のユキちゃんに会ったりして、体が熱くなり何と下着一着になっています。ハイジが裸に近い姿になることによってアルプスと同化していることを象徴的に表している光景だと考えられますが、だとすれば、それ以前の(五歳になるまでの)ハイジは同じスイスにいたしても厚い服装を強いられた環境にいたといえるのです。他に下着姿になるキャラクターが宮崎アニメにいなかったか探してみたいと思っています。ところで、「ポニョ」は足がはえて?魚が陸に上がる話だと聞いておりますが、自分の足で動けるようになる物語という点で、ハイジに登場する「クララ」の問題とつながるところを見いだせるかもしれません。

写真は鞆の浦の先にある仙酔島を駆けている私の息子(一歳)です。

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