- 2008-01-19 (Sat) 17:20
- 薬DEクイズ
この正月に面白い本を一冊見つけちゃいました。堀越勇『くすりの裏側』(集英社文庫)という本です。副題は「これ飲んで大丈夫」ということで、この手の本は静かなブームを呼んでいるかもしれません。ただ、この本が珍しいのは、市販薬の名前が具体的に書かれていることです。多くのピル・ブック系列の書籍は、成分名を記載するに留まっており、実際に薬局で売られている商品名まで書かれていることは滅多にありませんでした。あらためて考えてみますれば、市販薬には成分名がきちんと書いてありますが、病院で出してもらう処方箋の説明書には薬の名前だけ書いてあって、成分までは記載されていません。実は市販薬のほうが良心的?なのかも。薬にも賞があって、中には悪い薬を選ぶ「ジキルハイド賞」なるものもあるそうです。
Q3 尿もれ・頻尿の薬「ハルンケア」(大鵬薬品)の「ハルンケア」ってどういう意味?
Q4 胃腸薬の「パンシロン」(ロート製薬)はどういう意味?
答えは・・・
A3 「ハルン」はドイツ語で「尿」、「ケア」は英語の「ケアーする」です。
A4 「パン」は大きい、「シロン」はスイスのレマン湖にある城の名前。社長のお気に入りだったそうです。