- 2008-07-10 (Thu) 03:27
- 21世紀アガサ・クリスティー
『シタフォードの秘密』は降霊会で宣告された人物が死んでしまうという話。『蒼ざめた馬』は魔術によって順番に人が殺されていく話。
アガサ・クリスティーは、ともかく怖がらせ方がうまい。ミステリーは起こった事件が奇抜なほど、真相は単純で、「幽霊の姿を知れば・・・」という印象を免れないのですが、それでも充分に楽しめます。
名探偵が登場しないクリスティー作品の、また別の一面の魅力があるのです。
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