- 2008-07-17 (Thu) 02:29
- 後藤稔にまつわる話
今日は全校生徒と学校で『僕の彼女はサイボーグ』を観ました。映画には様々な種類がありますが、見方によって深く味わうことができる作品というものもあると思います。
例えば、主人公の男が未来から来た女性サイボーグに、彼自身がいつか年老いて死ぬことを告げられる場面。「僕も死ぬんだ」と男は号泣しますが、よく考えてみれば、いつの日か人間死ぬのは当たり前のことです。しかし、実際に自分の死を見た者から、それを知らされると妙にリアリティーが感じられたりもします。今、目の前にいる人が死んでしまうとすれば、そして、その死ぬ光景を目の当たりにしてしまったら、その人に対する思いの大きさ深さも違ってくるはずです。
この映画は、そんなことも感じさせてくれる作品でした。写真は、その映画の一シーンに出てくる私の職場。
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