- 2011-01-10 (Mon) 02:01
- 後藤稔にまつわる話
「もしドラ」こと岩崎夏海「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)を読んでみました。
「ドラッガー理論」と「高校野球」という異分子を組み合わせた着想は面白いと思いました。
しかし、野球の試合に勝てるかどうか(甲子園に出場できるかどうか)は方法論だけの問題ではなく、結果論としてしかプロセスの当否が判別できないのではないかとも思いました。この辺の「お話」はフイクションの域を出ていないのではないでしょうか。作中においても、人間にとって「結果」が重要なのか「プロセス」が重要なのかというドラッガー理論への疑問点ともいうべき問題が棚上げされたままになっています。
それにしても180万部も売れたって、本当なのでしょうか?
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