- 2010-12-10 (Fri) 17:19
- 後藤稔にまつわる話
今から30年程前に劇場版アニメを観たときにも思いましたが、これは「地球滅亡まで365日」という時間軸に沿ってこそ、面白味の増す作品です。TV番組にこそマッチした作品ではないかと思います。
なぜヤマトの艦員達は常に酒を飲んでいるのか。なぜ敵の船を無警戒に艦内に回収したのか。なぜ波動砲の発射口を塞がれたまま航行を続けたのか。なぜ恋にうつつを抜かしているのか。疑問に思ったことは多々ありました。これが絶滅的な危機状況にある人間の実体だと解釈すれば、納得できないこともないのですが・・・。
冒頭で古代進の兄・守の船「雪風」が撃沈されるのは象徴的です。「雪風」は太平洋戦争中、最後まで沈まなかった船の名前なのです。
いつの日か「宮崎アニメ」も実写版になる日が来るのでしょうか。
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