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January 2008
名探偵・御手洗潔の名刺が
- 2008-01-28 (Mon)
- 後藤稔にまつわる話
私が最も敬愛する推理小説作家は島田荘司さんです。この度、島田さんが作り出した名探偵・御手洗潔の名刺が送られてきて感激しています。もちろん、御手洗潔は架空の人物なのですが、島田さんの短編小説のベストテン投票をした者に特別にプレゼントされたのです。このベストテン企画では、作者自身が選んだベスト5も公表されており、私が選んだ作品と2つが重なっていました。(そのことにも感動!)『傘を折る女』と『山の手の幽霊』です。読者選定の方は『数字錠』がベスト1に選ばれていました。詳しくは講談社刊『島田荘司VeryBest10』を。実は島田荘司さんは広島県福山市のご出身で、そのことにも少なからぬ縁を感じています。写真は、御手洗潔の名刺。
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『新書365冊』
- 2008-01-23 (Wed)
- 後藤稔にまつわる話
ここしばらくは、ポアロ本を執筆するため、それに関連した本しか読めなかったので、 久しぶりに好きな本を自由に読んでみました。宮崎哲也さんの『新書365冊』(朝日選書) です。宮崎さんって福岡は久留米市のご出身だったんですね。やはり、この方の目は厳しく、 心理学で売れた岩月謙司さんも、「頭のいい人」シリーズの樋口裕一さんも、『ケータイを持 ったサル』の正高信男さんも、『世界一受けたい授業』に出演されていた黒川伊保子さんも バッサバッサと切られていました。自身の本を世に出すということは、これだけ厳しい目に 晒されることにもなるんだなぁと、あらためて実感した次第です。『ことわざの謎』や『人名用漢字の戦後史』といった国語教師に役立ちそうな本も紹介されていました。さらに面白かったの は、立派な本であれば「岩波ジュニア新書」の本もきっちり評価されていたことです。この手の 本の困るのは、中で取りあげられている本を、どんどん読んでいきたくなることです。が、ここ は我慢して次からはアガサ・クリスティーのミス・マープル・シリーズを再読しはじめようと決意 いたしました。
Outlook の中に似顔絵作成ツールが付いていましたので、今日はこれで作ってみた私の顔を添付してみます。こんな顔になりました。
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