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2004-06-01
『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』江國香織
12:00
東京出張に文庫を持っていくのに選んだのが、これ。長編読みたーいと思って選んだんだけど、登場人物がいっぱいで関係性を覚えるのに、最初ちょっと苦労したかも。時間あけるとまた忘れちゃうので、毎日睡眠時間をけずって読んだよ。5組の夫婦に、それぞれと関係がある独身の4人が主な登場人物かな。友達だったり、不倫関係にあったりと、みんなつながってるんだけど、それぞれの立場から書いてあって、ころころ場面が展開していくのだ。たった1行でってのもあるしね。キホンは夫婦なんだけど、結婚しているとはいえほんとはわからないことだらけだよね。一緒にいない時間は当然何をしてるかわからないわけで、一緒にいてさえも考えてることは全然違ったりね。それぞれ自分と重ねるところもあったり、わかるなーと思うところもあるけど、江國香織を読むなら、登場人物が少なくてもっと濃厚な恋愛小説が読みたいな。ちょっと物足りなかったです。
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