2004-05-19
おうちで自家焙煎とは。
井の頭線にのって、狩野さんの自宅へ。初めましてです。狩野さんは、横浜で「カヲリの木」というカフェをやっているのだ。ほんとはカフェの方にも行きたかったけど、まずは今回の本のテーマである自家焙煎をお家でやってみて、その撮影を。お家におじゃまするとゆうすけくんがお出迎え。全然ほえなくてかわいかったー。撮影の間もじっとみてたりして、とってもいいこでした。最初打ち合わせをしながら、コーヒーを1杯いれてもらいました。このコーヒー用のポットのセット備前焼なのだ。頼んで作ってもらったんだって。雰囲気あるなー。そして、コーヒーおいしかったです。お家でおいしいコーヒってうれしいな。焙煎の前に、生豆を見せてもらいました。焙煎する前ってこんな色をしてるんだ。ちゃんと見たのって初めてだ。これが焙煎されて、おいしい豆になるんだねー。昔はコーヒー豆って最初から茶色だと思ってぐらい、知識がないんだよね。
本を作りにあたってお家で気軽にできるものということで狩野さんに探してもらったら、この「煎り上手」に出会ったとのこと。本体はアルミで、持ち手があって、真ん中に穴があいています。そして横には空気穴が。これでだいたい50gぐらいの豆を煎ることができるんだって。早速焙煎してみてもらうことに。ガステーブルで火を付けて、ずーっとふりながら煎っていきます。火から少し距離をとって、時間を見ながらね。そうするとだんだんいい香りがしてきて、まずは蒸らしているところらしい。そしてバチッバチッと音がしてきてこれがハゼっていう状態らしい。1ハゼの次は音が変わって2ハゼになって、まんべんなく煎れたら火から下ろすのだ。ざるに移して、うちわでぱたぱたして覚ましつつ、チャフをとばすのだ。このチャフがくせものなんだな、実は。時間はだいた15分ぐらいで最初の50gが37gぐらいになってだいたい2人分ぐらいになるんだって。けっこう手軽でしょ。きれいな色のコーヒー豆になったよ。
次に200gと少し多めに煎れる網でやってみたんだけど、こっちが難しかった。量が多い分、ゆするのに力がいるし均等にするのが難しい。そして、網なので、振っている間中、チャフがとびまくるのだ。キッチンがちらかるよー。あと、けっこう油が飛ぶんだよね。コーヒー豆って自然の油がでてくるのだ。これは失敗例になっちゃったんだけど、煎りムラがだいぶでちゃったので、初心者には難しいね。その点、「煎り上手」はほんとによかったよ。
コーヒー豆を挽く前に豆のチェックをしましょ。煎りムラがあるものをはずして、穴があいていたりする不良豆をとりのぞくのがおいいしコーヒーをいれるポイントだよ。狩野さんの仕入れている豆はいいところのなので、あまり不良豆を見つけられず。この焙煎したて、挽きたてでコーヒーをいれてもらったら、おいしかったんだ。うれしー。ドリップするとき、モコモコなってたしね。やっぱり新鮮だとモコモコなるんだ!お家でコーヒー豆買ってきて挽いてもこんなにモコモコならないよー。それに自分たちでお家で焙煎したって思うとおいしさも倍増だね。コーヒーを飲むときに、一緒にビスコッティを食べました。「カヲリの木」のオリジナルで、コーヒーと黒糖とあって、コーヒーの方はほんとのコーヒー豆が入っていて、それが香ばしくておいしかった。
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