2004-11-10

「路地裏喫茶日記」を本に。

category  time14:00

カエルランチからダッシュで戻り、コサカさんと本の打ち合わせ。コサカさんは、ネットマガジン存在感というサイトを運営していて、その中で「路地裏喫茶日記」という日記を書いてるのだ。コサカさんのこのサイトを知ったのはもう何年も前になる。何がきっかけだったかは忘れちゃったけど、その時、なんかいいなーと思って「よみもの」というカテゴリーにブックマークしたのだ。それからしょちゅうというわけではなかったけど、ふと読みに行ったりしていて、今年の4月にコサカさんより、書肆侃侃房にコンタクトがあって、北欧の本の企画の持ち込みが。これはちょっと途中でとまってしまったんだけど、その時にコサカさん自身も本を出したいって話があったんだ。その時はうちもすぐにっていうのは無理だったんだんけど、最近、少し出版社としても出したい本を出して行こう、企画をいろいろ考えようってことに。それならずっといいなーと思ってたコサカさんの本を作りたいなーと。たまたまライターの仕事をお願いしていて、社長が一緒に動いてたりしたので、出版について話してみてって頼んでたのだ。

で、今日はその打ち合わせ。前ふり長かったけど、「路地裏喫茶日記」を本にしようって、話を。コサカさんの文章って雰囲気あるんだ。ただ日記を書いている人とは違う、空気感があるというか、存在感、この言葉がぴったりだね。柚さんの文章を読んだときに感じる、さみしさのような、そんな雰囲気がね。あと、コサカさんは文章だけでなく、写真もステキ。本の中にはもちろん写真も入れていこうと思ってるんだけど、もう一冊、柚さんの文章とコサカさんの写真をコラボさせた、ささやかな本をつくろうと。こっちはコーヒーをめぐるショートショートなのだ。と、一気に2冊も一緒にくんでつくることになりそうです。目標は来年の1月に一冊、2月に一冊だ。

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