2003-08-03
夏の一日。萩へ。
今日はとっても天気がいい。暑い一日になりそうだな。大王が夏休みなので、ちょっと遠出して萩まで出かけることに。萩に行くのは、9年ぶり、2回目です。大学一年のゴールデンウィークに、法研の先輩たちに連れて行ってもらったんだ。宏美ちゃんと一緒だったんだよね。かなり懐かしい話だ。その時は、北九州から下関へ渡って、山陰の海沿いをずっと行ったような気がするな。いろいろ散策したような気がするけど、記憶がかなり薄れてるな。今日は、九州自動車道から中国自動車道に入って、美弥ICで下りて、秋芳洞の近くを通って萩まで行ったよ。だいたい2時間半ぐらいかな。標識もちゃんと出てたので、迷わずに行けたんだ。
萩の入口には、銅像が。
もうすぐ萩だよってところで、有料道路があって、そこの料金所のところに、道の駅があったのでちょっと寄ってみることに。なんだかたくさんの銅像がお出迎え。この道の駅には、「松陰記念館」というのが併設されていて、吉田松陰をはじめ、そこの塾から輩出された人物達がぞろっと銅像になって並んでいるのだ。そこの一角のテントでイカを売ってました。一夜干しが、洗濯ばさみにはさまれて、ずらっと並んでいて不思議な光景だったな。おばちゃんがイカ焼きを売っていて、大王が買ったのを一口もらったらおいしかった。もう、ここに来てかなり暑いよ。ここから、萩の町へと下りていくのだ。
萩城城下町 (萩)
萩の市民球場の横に車を止める。そうそう、来た覚えはあるよ。無料駐車場なのだ。道を渡るとすぐに「萩城城下町」があって、町全体で国指定史跡になってるんだって。「江戸屋横丁」など通りに名前がついていて、旧宅や、生誕地など、いろんな家を見てまわりながらを散策をします。この白壁が素敵な雰囲気だし、日本家屋もいい感じです。気に入ったのが「木戸孝允旧宅」。この家はいいねー。明かりもかわいいし、柱とか、障子とか日本家屋のよさがあらわれてるな。部屋がたくさんあって、広かったです。立派なお家だったんだろうな。
がんこ庵 (萩)
お昼は、「木戸孝允旧宅」の向かいにある、「がんこ庵」へ。「小五郎そば」は、萩焼のお皿にそばがもられて出てきました。5つのお皿はそれぞれ違うもの。これに、ヤマイモとうずらのタマゴがついて、880円とお手頃です。ちょっと量がすくないかなとも思うけど、観光地ぼったくりでないので、それだけでもOKかも。店内は扇風機がまわっていて、クーラーありません。今まで見てきた旧宅にはもちろんクーラーがないので、暑い。お昼食べながら涼もうと思ってたんだけどな。扇風機とかよしずとか雰囲気は涼しげなんだけど、暑かったな。真夏以外だったらたぶん大丈夫だろうけどね。
カフェテリア 異人館 (萩)
散策を続けるも暑いので、すぐお茶することに。「カフェテリア 異人館」へ。ここはクーラー効いてた。涼しいよー。昔ながらの喫茶店だな。オリジナルブレンドの、ミックスコーヒーは450円でした。観光地なのに、安いね。そして、コーヒーはおいしかったです。コーヒーカップもまさに喫茶店だな。窓から外を眺めていると、入口のベンチに座って休憩する人とかいるな。外を歩いていると、ほんと暑いよね。ここでしっかり休憩したので、次のお茶どころに行く前にまた少し歩くことに。
かわいい看板が誘う。そしてお祭りのお誘いが。
ちょっと歩くと、かわいい案内板が。これは後でお茶しようと思っている喫茶店「俥宿 天十平」と「庭園カフェ 畔亭」のものだ。庭園カフェもかなり気になるけど、この暑さなのでちょっと断念だな。萩焼のお土産やさんで器を見ていると、そこのお店の人が、今日はお祭りがあるよと教えてくれました。お祭りのメインは夜からだけど、昼から舟歌とか出てるので、運が良ければ出会えるかもとのこと。今日は夏祭りだったんだね。いい日に来たなー。その話を聞いてからすぐに、舞台の上で踊っている女の子や、舟歌らしきものと出会いました。大王は化粧女王のネタをゲットだね。この舞台を引っ張っているお兄さんたちって、スニーカーなんだよね。ちょっと違和感あり。舟歌の方は、横についているおじいさんの指導が厳しそうでしたね。そして、この狭い道で、バスと離合なんていいう一場面もあったりして、なかなか大変そうでした。
彩陶庵 (萩)
菊屋横丁の入口にある、萩焼のギャラリー「彩陶庵」に入ってみました。本館ギャラリーとロフトギャラリーがあろ、本館ギャラリーは、人間国宝の作家ものの器などがおいてあり、100万以上する器とかもありました。すごいよねー。目の保養にはなるけど、当然買えません。見るだけです。そして、日常使いができる器たちは、ロフトギャラリーの方にありました。写真は、そこをとったもので、いろんな器があって、形とかもキレイでしたな。値段も手頃なんだけど、いいものなのがそんなに安くはなく、でも素敵な器がたくさんありましたよ。萩焼を買うならここがいいかも。器の状態がいいからね。
俥宿 天十平 (萩)
散策後、涼を求めて、また喫茶店へ。最初に出会ったかわいい案内板をもとに道を進むと、「俥宿 天十平」がありました。門をくぐり、庭に入り、縁側から靴を抜いて上がるのです。テーブル席が3つの小さなカフェでした。テーブルとかおいてあるものも落ちつくものだし、この空間がいいね。この狭さが心地よい。窓辺の席に座ったんだけど、この窓の枠もかわいい。ここは、コーヒーなしで、紅茶をだしているんだけど、冷たいものが飲みたかったので、チャイのアイスにしました。チャイ、こっくりとしてておいしかったー。大王は紅茶のホットで、ポットサービスで、紅茶の水色もすごいきれいだった。ぴのこは、カボチャのタルトを一緒に食べたよ。手作りケーキだね。もうちょっと甘みがほしかったかな。かなり自然の味だったのだ。わりとすぐに、お客さんが来て、お茶してでていって、そしてまた新しいお客さんが来て、お茶して出ていってと、その間ずっとくつろいでました。かなりい居心地がよかったので、閉店ぎりぎりの5時までねばってしまった。門司港の「月」に続き福岡にほしいカフェだよ。帰りに併設されているギャラリーへ。器の他に、ガラスのグラスや布ものなど、オーナーのセンスで集められている雑貨はどれもかわいかったです。そして、夏祭りの場所も教えてもらったので、ばんごはんを食べてからお祭りに行くことにしました。
鈴豊 (萩)
ばんごはんは、JR東萩駅のそばにある「鈴豊」へ。このお店も、マップルに載ってたんだけど、あたりだったなー。今日行った喫茶店もおそばやさんもマップルでおすすめしてあった、どこもよかった。ちゃんと取材してるんだね。知らない町に行くと、ほんとガイドブックって頼りにするから、正しい情報かどうかって重要だよね。長崎の某喫茶店が載ってるガイドブックは絶対買わないよーにとかね。お店の外観も中もすごくきれいだったな。この建物って萩の都市景観賞をとってるんだって。納得だよね。ふすまがちょっとうけたけどね。「御造り御膳」は、いろいろ食べるのがあって楽しかった。またしても旅館ごはん状態だ。大王が食べてた海鮮御膳はさらにすごくて、メインが二つって感じ。魚の唐揚げと煮付けね。煮付けをもらって、ぴのこは、ごはんまでしっかり食べました。
萩夏祭り。みんな楽しそうだ。
夏祭りは7時から吉田町商店街であってるってことなので、近くの駐車場に止めて、田町商店街から、吉田町商店街の方へ歩いて行きました。昼間、城下町の方で出会った、踊りを踊ってる女の子と、舟歌もその商店街の中にいたよ。昼間からずっとなんだろうね。小さな女の子とかちょっとぐったりしてました。ゆかたの女の子がたくさんで、にぎわってるね。お祭り広場の方でちょうちんを歩いてかつぐよと教えてもらったのでそっちに向かいました。町内会ごとにちょうちんがあるみたいで、みんなで押して歩くのだ。博多の山笠とかと違って気合いは必要ないみたいだけど、みんな楽しそうで、それもいいのかもねーと。かなりアバウトなお祭りだったなー。出店が並んでいて、みんなこの夜を楽しんでいる感じ。
ぎゃらりー&喫茶 宙 (萩)
祭りを見終わって、商店街を戻っていると、2階に立派な梁のある喫茶店が見えたので、最後にお茶して帰ることに。1階はおばちゃん服を売っていて、中の方の階段をのぼると、手前がぎゃらりーになっていて奥に喫茶店がありました。この梁っていれたんだろうね。明かりまでは良い感じだったんだけどね。テーブルとか、椅子とかも自然の木を使ってあるんだけど、テーブルの上にはビニールのテーブルクロスに、椅子の上にはクッションと、ない方がいいよーと。まわりもけっこうものがあったので、もっとすっきりさせるといいのになーと。ぎゃらりーも、みんなの持ち寄り展示会場という感じなので、そことしきった方がいいかなと。とはいえ、みんなの憩いの場になってるみたいで、これはこれでいいんだな。のどがかわいてたので、レモンスカッシュを飲みました。100%、つまりレモン絞り立てで、すっぱかったけどさわやかでした。夜も、9時前だ。萩に着いたのが12時過ぎだったから、一日楽しんだね。萩よかったな。またゆっくりと過ごしたくなったら来てみようかな。春と秋は人が多いみたいだからオフシーズンがおすすめだよ。
Comments
あっこ wrote:
Pinoko wrote:
天十平、ほんと素敵なcafeですよねー。
写真見てたらまた行きたくなりました。
もともとは病院だったんですね。
あの雰囲気、ただものじゃないって感じでした。
萩の町も散策するのにぴったりの素敵なところですね。