2014-10-18
『ポストライムの舟』
講談社 (2011-04-15)
売り上げランキング: 121,117
「ポストライムの舟」のほうは、最初、淡々としてて、なかなか入り込めなかったけど、途中からちょっとおもしろくなってきて、だんだんナガセのがんばりを心配しだして、最後はがんばれーと応援する気持ちに。「十二月の窓辺」は、正直、V係長の言い方がきつすぎて、かなりいやーな気持ちに。読後感が悪すぎ…。あんな職場いやすぎるでしょ。
2014-10-06
『わたしの台南』
新潮社
売り上げランキング: 57,124
一青妙さんの『わたしの台南』を一気読み!台南の風が感じられる素敵な本でした。第1章は12月に台南に行くときのためにふせんをつけつつ読み、第2章からはどんどん台南の路地を歩くように、旅の気分を味わいながら読みました。一青さんと台湾、台南とのつながり、そして、日本との関係が色濃い歴史に、台湾独自の風習など、いろいろと知るごとができましたよ。大洞さんの『台湾環島 南風のスケッチ』に出てきた台南のスポットなどもあって、うれしかったな。蔡さんの宿に泊まるので、もう楽しみすぎる!これからは台南にますます注目だよね。『子連れ台北』と『台湾環島 南風のスケッチ』に載っているスポットだけでもたくさんあって、お店チェックし始めたら止まらなくなりそうだな。
書肆侃侃房
売り上げランキング: 149,612
2014-10-04
ここ最近読んだ本など
読書メーターでまとめできなかった本たちをまとめて紹介。
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 408
おもしろかったー。ホリエモンのいろんな面を知ることができたし、働くこと大事だなと共感も。出所後、印象変わったなと思ってたけど、本を読んでますます気になる存在に。
中央公論新社 (2014-02-22)
売り上げランキング: 32,117
人質となった方全員が亡くなっており、その人質たちが語った朗読を読み進める形で話が進んでいきます。それぞれはちょっと不思議な話なんだけど、話の最後に、その人がどんな人だったのかが書かれている。ほんのわずかな文字だけなのに、ぐっとその人物が浮かび上がってきて、ちょっと鳥肌が立ったな。全員が亡くなっているという重みが、1話ずつ読み進めていくたびにじわじわと増していったのだった。小川洋子、好きだなーとあらためて思った一冊。
かなりおもしろかったし、泣ける!校正のくだりなど、とことんやる気持ち、わかるなー。本屋大賞も納得だよ。映画も松田龍平なので観なくちゃ。
『身体のいいなり』に続き、こちらもおもしろかった!気持ちいいくらいにいろいろと捨てていくんだけど、トイレットペーパーのくだりにはびっくり。そして、まさか夫まで捨てるとは…。でも、ほんといろんなものを捨てたくなるってわかるなー、いろんなしがらみとかね。あーでも、実際は紙もの、なかなか捨てられません…。