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2006-06-14
『タイセツナヒトニ、贈ル。』「十一月、空想雑貨店。」
22:00
タイトルどおり、贈り物がテーマの一冊。それもタイセツナヒトニ。贈る、の最初は、「贈る、旅」。スイスの旅はすてきがたくさんつまった旅でした。旅を贈るって発想はすてきだなーと。旅ものの本を手に取るときって、実際にそこに旅するための情報を得るためのときもあるけど、いつか行ってみたいなーとか、自分が知らない、言ったことのない場所での生活を垣間みたり、写真を眺めて、きれいだなーと思ったりと、いろいろな理由で手にとるんだよね。この本もそんなふうに、ちょっと別のところへ気持ちを持っていきたいときに眺めてみるといいかも。旅のほかにも、温かさ、記憶、音楽といった切り口があるんだけど、最後の「贈る、資産。」というところがまたぴたっとはまったのだ。ちょうどまたいま家づくりの本を作っているんだけど、その中で語っている話にも通じるなと。今のところ自分には贈られる資産も贈る資産もないけれど、これからすこーし考えていくことになるかもね。大きいけど身近なところでいうと、環境ってのもね。