2006-01-27
『緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道』山本昌代
たぶん3年以上前に買っていて、読み始めては挫折してを繰り返してたんだけど、やっと読破。でも、結局この本のよさがわからなかった。三島賞受賞作なんだけどね。家族の小説で、長女の可季子、次女の鱈子さん、父親の明氏、母親の弥生さん。この4人のお話が、鱈子さんの語り中心に進んでいく感じかな。日常に、ちょっとした事件はおきるけど、あくまでも日常をつづった小説でした。
2006-01-22
『キッチン・ルール 台所の法則』小林カツ代
小林カツ代の料理の本ってけっこう持ってるんだよね。和食基本だし、つくりやすい料理が多い。簡単でおいしいので、いいなーと。その小林カツ代が次世代に伝えたいキッチンのルールをまとめたのが、この本。イラスト中心の本で、文字はほんとちょろっと。基本も基本なので、だいたい知ってることばかりなんだけど、こうやってあらためて見ると、そうそうって納得したり。あたりまえのことなんだけど、忘れてたりね。ぽんっとソファーのところに置いてたら、ダイケくんがちょろちょろ読んでたので、何も知らなーいだんなさんとかに見せてみてもいいかもね。おわりにに書いてあったMY茶碗の話。そっかー、自分用の茶碗って日本独自の文化なんだーと。お皿やおわんはみんな共有でも、茶碗や湯のみはそれぞれのがあったりするよね。マグカップはもちろんね。でも、うちっってMY茶碗じゃないや。白山陶器の平ちゃわんをぐるぐる使ってる。少しずつ増やしてるから、使うのが楽しいんだもん。
2006-01-19
気になる本の気になる著者
まだ手にとってないんだけど、ずっと気になっている本『ブックカフェものがたり』。その著者、矢部智子さんが他にだしている本を探してみたら、建築散歩の本を2冊出してました。表紙の写真からしていい雰囲気。『TOKYO KENCHIKU SAMPO 特別な時間の流れる25の空間』も、『三都建築散歩―大阪、京都、神戸』も両方ほしい!これも書店で探してみよう。また京都に行きたくなってきたよ。カワカミさんからのお誘いもあったし、これは呼ばれてる気がする。
昨年だけど、紀伊國屋書店のブログで『ブックカフェものがたり』が紹介されていて、そのブログのタイトルがよかった。これすぐにクリックしたし、文章読んで、本がほしくなった。
2006-01-10
『ペンギンの憂鬱』アンドレイ・クルコフ
ロシア文学ってあまり縁がないし、作者はウクライナ人で、舞台はウクライナ。憂鬱症のペンギンと暮らす、死亡記事を書く売れない小説家の話。新潮クレスト・ブックスのシリーズじゃなかったら手にとってはなかったと思う。さすが、クレスト・ブックス。おもしろかったなー。ペンギンのミーシャがかわいいんだよね。ヴィクトルとペンギンのやりとりがなんともいえず、いい。あのあとペンギンがどうなったのか、気になるよ。続編が読みたい。翻訳物って訳者との相性もあるけど、沼野恭子さん、けっこう好きだな。翻訳物って冬の朝みたいでたまに読むと気持ちいいな。
2006-01-09
『ほぼ日手帳の秘密』山田浩子・ほぼ日刊イトイ新聞
ほぼ日手帳を使いはじめて1カ月ちょっと。これ買って正解だったなー。最初はちょっと大きいかなと思ってたサイズも、今ではジャストサイズって思えるし、日々書き込みしてる。12月に使ってたときは、1日半ページで足りないなーと思っていて、1月に入って、特に仕事はじめからは大活躍なのだ。仕事のある日とない日で少し書き方も違って、まず仕事のある日は、秘密の縦線の左側は打ち合わせの日時など、右側はずらーっとやることリストを書き出す。毎日毎日ほんとやることってたくさんあるね。その日やれなかったことは、見開きが変わるときにもう一度書くこと。そうすると落ちがへる。仕事のない日は遊びの予定や行ったお店を左側に書き、右側に食べたものなどブログのネタ帳って感じかな。月間カレンダーにも大きな予定はざくっと書いて行く。そうすると1カ月の流れがけっこうわかっていいね。とりあえず、今月末には免許更新に行かなくちゃ。そうやって自分なりに使いこなしつつ、『ほぼ日手帳の秘密』を読んだから、おおかたいい感じに使えてるなーと再確認したり、これはいい使い方だなってアイデアをもらったりと楽しく読めました。もちろんなーんにも書くことがない日なんてのもあるんだけど、そこはそこで何かメモ書きをしたりなど後々使えそうだな。たぶん、12カ月するっと使っちゃうでしょ。カバーの緑色にもめっちゃいやされるー。