2005-04-28

『ネコの履歴書』

category  time20:00

猫の履歴書

フジモトマサルさんのブログで紹介されてた、『ネコの履歴書』を買っちゃいました。渡辺葉さんところの猫も登場するしね。とにかく幸せな猫たちがたくさん登場するのだ。眺めてるだけでもかなりいい。猫絵本の紹介もあるしー。雑貨屋さんがつくる本ってステキだな。

2005-04-24

かえる新聞の本もぼちぼち。

category  time20:37

今日は朝起きて、選挙に行ってから会社へ。昨日は休みで自分のためにいろいろ時間を使ったので、今日は仕事モードだ。1日、かえる新聞の本の組み版してました。でも、なかなか時間かかるなー。やっと30ページだよ。考えながらやると時間かかるねー。新しいネタ追加したりしてるしね。でも、GW前には大王に渡せるように毎日コツコツやりましょ。新聞の組み方の特徴がわからないので、ざざっと修正が入るだろうけど、まずはなんとか組んじゃえば、ページ数も確定するしね。

最近気になってる本をまとめてアップ。ハードカバーの本、ほしーな。キューブリックにお取り寄せしてもらった『ネコの履歴書』も取りに行くひまがないよー。

古道具 中野商店 泣かない女はいない 水曜の朝、午前三時
カバー、おかけしますか?—本屋さんのブックカバー集 ちびくろ・さんぼ アマゾン・ドット・コムの光と影—潜入ルポ

2005-04-10

『やさしい訴え』小川洋子

category  time23:30

やさしい訴え

小川洋子の本は、ほんと好き。この作品も、小川洋子の世界にすっと入り込むことができる。他の作品に比べると、激しい感情が見えたり、設定がリアルだったりして、この本を原作に映画化もできるかもと思った。瑠璃子はチェンバロをつくる新田氏にひかれていき、でも、つねに新田氏とその弟子である薫さんとの関係は絶対で、入り込めないという現実。それでも、新田氏は一部で瑠璃子をうけいれる。この三角関係はいつか壊れることはわかっていた。踏み込まなければこのまま続けていけたかもしれないが、感情を抑えられず、バランスを壊してしまうのだ。静かだけど、激しい物語でした。

この本は、酒呑童子さんの書評を読んで、買いました。

『少年カフカ』村上春樹

category  time22:30

少年カフカ

お家のトイレ本にしてたんだけど、1年がかりぐらいだったかも。やっと読み終えました。1220通ってすごいよね。これ全部返事書くのって時間かかっただろうねー。製本所見学がおもしろかったな。でも、このサイズにはちょっとまいったかも。本棚に入れるにしても、どうしよーって。

2005-04-03

鈴木成一デザイン室

category  time23:30

情熱大陸の装丁家鈴木成一特集おもしろかったー。30分の番組でめっちゃ真剣に見ちゃったよ。1カ月で50冊、年間600冊の装丁を手掛けてるなんてすごい。アシスタントがいるにしてもすごい数だよね。本の装丁ができあがっていく過程がみられるなんてあまりないので、すごい見ててたのしかった。文字をどんどん作るんだよね。鈴木成一氏が豊島ミホの『檸檬のころ』の文字をつくるのに、アシスタントにイメージを伝えてたんだけど、針金をでのばして、切ってとか言ってるの。で、最初だしてダメだしされて、何回もやりなおして、できあがるんだよ。その文字とイラスト(イラストレーターの人も提出するとき緊張してたなー)を組み合わせ、デザインしていってできあがりがこれって見せられたとき、さすがだなーと。ぱしっとできあがったものを見せられると気持ちいいよね。装丁をお願いして、できあがりを見るのっていつも楽しみだもんね。

途中から、村上龍の最新作『半島を出よ』の装丁ができあがるまでをやってたんだけど、1400枚にも及ぶゲラをまず読む。このボリューム読むだけで大変だよね。そして、これはカエルだねって。カエルだよ。おー。しかも、ヤドク。これをまず撮影して、そして舞台は福岡なので、福岡の航空写真を組み合わせて、できあがったんだ。この蛙インパクトあるね。そして、中心に墨文字を配置していて、すごくしまってる。ほんとに、おもしろかったなー。DVDに録画したので、もう1回見よっと。

檸檬のころ 半島を出よ (上) 半島を出よ (下)