2004-11-13
『星見るしあわせ』吉沢深雪
WAVE出版の目録の中にあったので、小田さんに頼んでいただいちゃいました。吉沢深雪さんの本って好きで、書店で見かけるとついつい手にとっちゃうんだよね。『星見るしあわせ』は、軽めのエッセイ集で、猫のイラストがいっぱいでかわいいよ。星を眺めながら、日々の暮らしを見つめなおそうってね。このエッセイで知ったんだけど、子どもができたんだね。『子どもといっしょにハッピータイム』っていう本も出してるぞ。エッセイの数、すごいよね。吉沢さんのエッセイって読むと内容はふつーだったりするんだけど、このイラストと一緒になるとかわいーってなるんだよね。イラストの力ってすごいよ。
2004-11-09
『神様のボート』江國香織
葉子と娘草子の物語が交互に語られていくとてもシンプルな小説だったな。"私の宝物は三つ。ピアノ。あのひと。そしてあなたよ草子"と、住むところを変え続けて、葉子はあの人が見つけ出してくれるのを待っている。「神様のボート」というタイトルがうまいなーと。葉子が、骨ごと溶けるような恋をしたあの人を待ち続けている間に、草子は大きくなっていってボートを降りてしまうんだけど、葉子はそこに止まり続ける。でも、そのまま狂気の中に落ちていくかに思われたけど、そうではなかったところがよかったなと。
2004-11-03
『リサイクル・セックス』安東房子
Heart Junctionというサイトを主宰している恋愛カウンセラー安東房子さんの本です。この本のサブタイトルは「元彼や男友達と気軽にセックスする女たち」。そして、このセックスのことを「リサイクル・セックス」と名付けたのだ。あくまでも恋愛感情なしのセックスなんだって。WAVE出版の新刊ということで読んだんだけど、もうひとつだったかなー。こういうスタイルなら亀山早苗さんの本の方が読み応えがあると思うんだけど。結論としてはリサイクル・セックスはやめて、本当の恋をしたり、結婚しているのであれば夫との関係をもう一度見直してみようってことでした。
2004-11-02
京都に行きたくなる本。
ロック本の打ち合わせ後、ブックスキューブリックに在庫確認に行きました。侃侃房の本は動きなし。最近停滞気味。でも、原因はわかってるのだ。やっぱりアイテムが足りないよね。秋に出す予定だった本がいろいろとずれ込んで冬とか春の予定になっちゃってるからね。でも、次の月末には新しい本(コンドオさんの本だ!)
の見本を持ってまわれるようにいま追い込み中だよ。『大人のための湯布院』がないなーと思ってたら完売していま補充かけてるとのこと。うれしいな。
秋になって、並んでいる本がだいぶかわってるなー。くらしの本など、ゆっくりと時間をすごしたり、眺めているだけどうれしくなってくるような本がたくさん。その中でもこれだっと思ったのが、『京都のこころA to Z』。まず京都の本ってだけで手に取っちゃうんだけど、装丁もかわいいし、中身もいい雰囲気。かなり好きーと思ってたら、『京都カフェ案内』の木村衣有子さんの本でした。今回も写真がいいなー。ステキすぎる。まえがきとあとがきを読むと木村さんの京都への思いが伝わってくるのだ。京都に行きたいよ。誰か呼んでくれないかなー。
ぴのこの京都旅行記はこちら『京都カフェ案内』片手にカフェめぐりしました。
2003年9月13日
2003年11月2日