2004-08-21
「華氏911」


「華氏911」を見ました。とーってもおもしろかった。マイケル・ムーアすごいよ。全然アキさせない展開はさすがだ。音楽もかっこよかったし、それに、この映像よく手に入ったよねってのが続々と出てくるのだ。ドキュメンタリー映画ってあんまり見たことなかったんだけど、映像全てが事実っていうのは説得力あるよね。構成の仕方とか見せ方で実際感じ方は変わったりするかもしれないけど、そこにあるものは紛れもない事実なんだよ。イラク戦争ってだいたい何で始まって、何で続いてるんだろうっていうもやもやがちょっと解決したかも。ブッシュって何で大統領やってんだろって不思議に思うよ。二世だってだけやん。今度の大統領選挙どうなるんだろ。ますます気になる。ブッシュが落選しちゃったら、小泉どうするのかなー。最初はブッシュのダメぶりがこれでもかって描かれて、途中からイラク戦争に出兵した息子が死んだ母親が登場するんだけど、手紙を読むシーンとかたまらなかったね。イラクでいろんな人が巻き添えになって死んでいってるし。もー、むちゃくちゃ過ぎるよ。
2004-08-16
「地雷を踏んだらサヨウナラ」


戦場カメラマン、一ノ瀬泰造の半生を描いた映画を見ました。浅野忠信がいいんだよねって。実際の一ノ瀬泰造がどんな人だったのかはよく知らないけど、子供に慕われて、友達と楽しそうに過ごしている時の人なつっこい笑顔や戦場においてもいきいきと駆けめぐる様はとても印象的だった。でも、戦場はやはり悲惨で、処刑されたり、爆撃を受けたり、地雷で子供が死ぬシーンなどは見ていてつらいものがあった。アンコールワットに恋いこがれて、ついには行方不明になってしまうんだけど、映画にあったように、死ぬ前に、アンコールワットに辿り着くことができてるといいな。映画のタイトルである、最後の台詞を口にして自転車で去っていくシーンはとても素敵なシーンだったな。浅野忠信はすごい俳優だな。ほんとに。