2004-01-08
山の上のホテル/レストラン ムスタッシュ (湯布院)
7時過ぎに鳥越地区にある「ムスタッシュ」へ。もう日が暮れていますよ。車をとめて、お店の中に入ると、暖炉があるレストとランでした。階段をあがって、暖炉をみおろせるテーブルに。平日の夜はほんといいよね。ゆっくりとしたペースで食事もできて、ほぼ貸し切りだよ。デザートのころに、宿泊のお客さんが一人でやってきたんだけど、それまではぜいたくな空間だったもんね。夜はコース料理のみってことで、ぴのこは、ムスタッシュコースの牛フィレ肉にしました。3.700円で、前菜・スープ・野菜料理・サラダ・メインディッシュ・ご飯・デザート・コーヒーまたは紅茶がつくのだ。豊後牛食べたかったんだ。オーダーや食事をもってくるのは、このムスタッシュのオーナー、小野晋さんがしてくれるんだ。おだやかなやさしそうな人でいいなー。途中、少しお話とかしてね。このほどほどの距離感ってのがいいよね。
4種類の前菜に、コーンポタージュスープ、じゃが芋のチーズ焼きまで食べて、ちょっとおなかいっぱいになりつつあるな。フランス料理なんだけど、カジュアルにお箸でいただくってのがいいね。旬の野菜中心でどれもおいしいな。そして、メインの豊後牛がやってきました。想像してたよりもでかい。ボリュームあるね。少し大王に食べてもらったよ。大王はお魚のコースにしてて、ニジマスだったんだけど、少し食べさせてもらったらおいしかったよ。そして、お腹いっぱいになった後に、ごはんとおみそ汁がでるのだ。漬物つきだったので、ちゃんと完食。おなかいっぱいだー。デザートは、あっさりブルーベリーとバニラのシャーベットだったので、助かったよ。コーヒーもおいしかったし、かなり満足。またランチでも食べにきたいな。
食事を終えたら9時過ぎ。おなかいっぱいだけど、運転しないとね。夜は、道もすいてて、途中休憩とりながら無事帰ったよ。大王をお家まで送っていったし。なんとかなるもんだね。車を会社の駐車場に入れてから歩いてかえるのがちょっとだるかったけどね。
湯布院昔ばなし乃店 焼酎蔵 (湯布院)
キャラバン珈琲から、湯の坪街道の方へ歩くとすぐに「湯布院昔ばなし乃店 焼酎蔵」が。ここは、200種類もの焼酎が並んでいて、どれも試飲可能とこのと。焼酎好きにはたまらない空間だね。オリジナルの瓶や陶器に入っていて、そのデザインもかわいいな。お土産にするにはぴったりだね。湯の坪横丁にある「湯布院醤油屋本店」が手掛けているということもあって、醤油や柚胡椒なども販売してあるのだ。ここでお土産で「にんにく唐辛子かくし味かけ醤油」を買いました。これめっちゃおいしそうじゃない。ぜったいうまいチャーハンができるはず。ダイケくんにつくってもらおうっと。
キャラバン珈琲由布院館 (湯布院)
美術館連続めぐりはさすがにきついね。お茶しよう。もう5時だよ。今日もあっという間に日が暮れそうだ。「キャラバン珈琲由布院館」は金鱗湖のそばのシャガール美術館のすぐそばにあるんだ。一本入ったところだけど、ちゃんと案内板が出てるので、すぐわかるよ。看板に沿って歩いていくと、ありましたよ。入り口には焙煎室が。自家焙煎なんだね。これは楽しみだな。庭を抜けて、お店に入って、奥の席に座りました。湯布院はこの時間になると、人通りがかなりへるんだよね。お客さんがいなかったので、ゆっくりと過ごせてよかったな。マスターはもともと福岡の春日原で喫茶店をやっていて、そこを閉めて、昨年の9月に湯布院に喫茶店を開いたんだって。いろいろとお話ができてたのしかったな。
ウィンナーコーヒー(600円)をオーダーしたら、トレーにのってやってきました。この出し方は99.9%ウィーンと同じ出し方なんだって。トレーにはウィンナーコーヒーと一緒に炭酸水がでてきました。深煎りのコーヒーにたっぷりの生クリームと砂糖が少し。まずは、そのまま飲んでみてくださいとのこと。生クリームとのバランスが絶妙でおいしかったー。砂糖の量もちょうどよかったしね。生クリームもぼたっとしたのではなく、ちょっと軽めのものでそれがまたあうのだ。福岡から来ましたってことで話ももりあがって、楽しかったな。湯の坪街道や金鱗湖周辺のにぎわいから離れてほっとするのにぴったりの場所だね。3月には庭の桃の花が咲くんだって。またそれを見に行きたいな。帰りに、マスターの写真も大王が撮ってました。いい感じでした。お店のカードをもらったら、営業時間が早朝〜日没ってなってました。これ、いいよね。かえる展にも通じるな。湯布院って日が暮れるとぱったりだもんね。福岡時代は夜は11時ぐらいまであけてたみたいだけど、こっちは逆に早く閉めて、夜は自分の時間がもてるようになったんだって。夜が長いのもいろろな時間の使い方ができていいよね。本を読んだりとかね。今日は飲食関係はどこもいい感じ。ばんごはんは、ムスタッシュに予約を入れたので、あと1軒まわるぞ。
こども童話館 (湯布院)
「こども童話館」は、けっこうな数の本がありました。資料館のような雰囲気だけど、ケースに入れられてきれいに整理整頓されてるな。明治・大正・昭和の児童本が集められていたり、童話作家などの死亡記事などもパネルになってたりしてました。この童話館は、岡田純也っていう人が中心になってやってるみたいだね。館内の一角には児童本が自由に読めるコーナーがあるので、大人が温泉に入ってる間に、子供に本を読ませるなんてこともできていいなーと。「やわらぎの郷」のやどやって、湯布院ではめずらしい素泊まりの宿なんだよね。バリアフリーにも力を入れていて、ハートビルと認定されているんだって。温泉もあって、宿泊者が無料で利用できる会議室もあるので、研修とかで使うのもいいかもね。
蒔絵美術館 (湯布院)
「蒔絵美術館」 は、「やわらぎの郷」 の敷地内にあって、同じく敷地内にある「こども童話館」との共通券が200円お得だったので、共通券にしました。珈琲付きで600円なんだんけど、さっきから入館料払いまくりで、京都の拝観料状態になってきたな。「蒔絵美術館」は、蒔絵作家「足立康庸」の新作展示美術館なんだって。一人の作家の物しかおいてないなんて、ぜいたくなつくりだよね。古い漆に絵を描いていってるんだって。だから、絵は現代なんですって。一つの作品ができあがるまでを写真のパネルで説明してあったけど、すごい手間暇かかるんね。見る角度によって、光の具合などが変わるので、いろんな角度から眺めてくださいとのこと。ほんとだ、やってみたらわかるね。正面から見たら全然目立たないところが、斜めから見ると光ったりしてね。たまに、蛙の絵も描いてあったな。鳥獣戯画だよ。作品を全部見終わると、カウンター席に座ってコーヒーをいただくのだ。カウンターの前は全面窓で、由布岳がよく見えるよ。かなり開放感あるね。2階には食事処「めいぶん」があって、そこからも由布岳がよく見えるんだって。隣には、「京小物 かわら井」という雑貨屋さんがあって、その前には足湯が。湯布院って足湯がはやってるみたいだね。入浴無料だったけど、タオル持ってきてないので、入らずに「こども童話館」へ。
末田美術館 (湯布院)
末田龍介、栞の個人美術館で、住居、アトリエ、展示場という3つの側面をもつ美術館なんだって。外観は黒で統一されていてかっこいいな。入館料は700円でした。受付の人は、きっと末田栞さんなんだろうな。作家さんが直で運営していて、チケットきってくれるって、ちょっと不思議な感じがするよね。この建物は、原広司設計ってことで、有名な建築家なのかな。建築は全然わからないんだ。中に入ると、外の黒とは対照的に真っ白な中に、作品がガンガンならんでいるのだ。すごいよ。ここも館内は撮影禁止。この雰囲気写真に撮りたかったな。天井が高くて、独特な雰囲気があるね。暖房が入ってないので、とっても寒いんだけど、作品も硬質な物が中心で、さらに寒くなっちゃった。でも、この雰囲気はけっこう好きだな。「六月の蛇」の世界を思い出しちゃったぐらいだ。作品が置いてある場所は、2階まで吹き抜けになっていて、左側が全面ガラス張りで、庭を眺めることもできるんだ。外にも作品が置いてあるので、後で行ってみよう。奥の階段から2階に上がることができて、2階から作品を見下ろしたり、庭を眺められるよ。上から見るとまた雰囲気が変わるね。再び下におりて、庭に出てみました。庭にも、ぼこぼこ作品がおいてあるね。外で写真を撮ってみました。すごいね、ここ。今度ちゃんと取材許可とって、中も撮影させてもらおうかな。この末田美術館のまわりって、道が狭くて、舗装もちゃんとされてないところもあったりするので、金鱗湖ぐらいから歩いてきた方がいいかも。離合できないからね。ちょっとぴのこの運転では大変でした。
由布院ステンドグラス美術館 (湯布院)
「由布院ステンドグラス美術館」にやってきました。車をおりて、まずは外観と思って写真とったけど、だいぶくもってて、なんだかおどろおどろしい写真になっちゃったね。このあたりで、ちょっとやばい予感が。まずは、左側の「ニールズハウス」へ。入館料1,000円ってちょっと高いよね。館内は撮影禁止ってことで、写真もとれないし。うーん。1階、2階とステンドグラスを見てまわったんだけど、もともとあまり興味がないので、すごいんだろうなーとしか思えないんだな。ヨーロッパの1800年代からのステンドグラスが国ごとに展示されているので、ステンドグラス好きの人にはいいかもね。一度にいろんなものが見られるからね。ステンドグラスにはバックから照明があててあるんだけど、自然光で見たかったなーと。ひとまず1周して、隣の「聖ロバート教会」へ。こっちは暖房が入ってなくて、ばり寒で、すぐ出てしまった。列席者の座る席が真ん中になくて、なんか不思議な配置だったな。左右に分かれて座るのかな?ここって、後で知ったんだけど、桜坂にある「桜坂セント・マルティーヌ教会」と同じ会社が経営しているみたい。なるほどねと。やっぱり1,000円って高いよ。ドリンク付き1,300円とかもあって、ショップの横のティールームでで紅茶か何か飲めるみたいだけど、かなり微妙っぽいな。維持費がかなるからこんなに入館料高いのかな。もしくは、人件費とかね。
食工房 風曜日 (湯布院)
川北地区に続く道を入るとすぐ左手にありました。平日の昼ともあって、貸し切りだったな。もともと自宅として建てたお家の一部をカフェにしたとのことで、アットホームな雰囲気。2階まで吹き抜けになっていて、暖炉もあるな。天井が高いな。ランチは、自家製のくんせいが食べられる「自家製スモークランチ」(1,500円)。今日のスモークは、豚ロース、牛タン、合鴨、地鶏、チーズ、卵、鮭、いかの8種類に野菜をプラスした1プレートに、黒ごまパンがついてきます。スモークはどれもおいしかったー。種類が多いのもうれしいな。黒ごまパンもおいしかったよ。食後に、コーヒーと、ヨーグルト(ジャム付き)のデザートが。コーヒーも一杯立てでおいしい。今日はいい感じだな。
ヨーグルトには自家製の桃ジャムが。ここ、風曜日では自家製のジャムやコンポート、ジュースなどがあるんだ。もともとは、この店内で作ってお客さんにだしていたのがおいしいってことで、お店で販売するようになって、今では通販でも販売をしているとのこと。素材にもこだわっていて、しかも、添加物を一切使っていないというこだわりの商品なんだって。ジャムおいしかったもんね。ゆっくりくつろいで食事ができて、いい感じだったな。大王からまたまた報告があったしね。お店の方に、帰りに、なんと、ジャムのお土産をもらいました。今日のデザートのソースに使ってた桃ジャムですって。ありがとうございますー。うれしかったな。おいしかったので、パンとかに塗って食べるよー。
道の駅ゆふいん (湯布院)
「道の駅ゆふいん」は去年の9月にできたばかりの新しい道の駅です。天気もいいので、外観というか全体の写真撮ろうと思ったら、まだ正月明けたばかりだったので、門松がたってたり、正月飾りがついてたりだったので、写真はあきらめて、お店チェックを。「物産館」には新鮮な野菜の直売コーナーや、ジャムなどのお土産が並び、軽食コーナーも。お土産買い損ねたときはここで買うといいかもね。いろいろそろってるし。とりあえず、かりんとう買いました。隣には「インフォメーションセンター」があって、情報コーナー&休憩所になっていて、24時間利用できるんだって。トイレもきれいだし、駐車場もたっぷりだ。売店もあったよ。地鶏飯がおいしそうだったな。湯布院って寒いよね。まだ雪が残ってるよ。一昨日まで降ってたみたいだけど、日陰は全然溶けないみたいだね。今朝、ちょっと出遅れちゃったのでもうお昼だ。すぐ近くの川北地区にある「風曜日」へ。
湯布院の私設美術館をまわる。
大王が免停中なので、ぴのこの運転で湯布院に向かいました。ぴのこ運転でおでかけって初めてだな。大王びびってないかなーとか思いながら、高速をとばしていくよ。天気がいいので、車の中は暖房いらないぐらだな。湯布院ぐらいまでだったら、行きがけは休憩なしで一気に行っちゃいます。2時間ほどで湯布院ICに到着。降りてすぐの道の駅から今日はスタートです。
今日のコメント
タカチ: 専門学校時代からの友人と3年振りに会いムスタッシュで1泊させて頂きました。ホントに心から落ち着ける場所だと思い、本当に素敵なオーナーさんでとてもゆっくりとした楽しい時間を過ごす事が出来ました。とても料理も美味しかったです。また、必ず行こうと思います♪ (2004-05-05 21:03)
ぴのこ: 泊まったことがあるんですね。うらやましいです。ディナーもゆっくいいと食べることができて、とてもおいしかったです。また食べに行きたいなーと思います。 (2004-05-06 22:15)