キャナルで「ミスティック・リバー」を見ました。２時間半近くの長い映画だったけど、そんなに長くも感じずけっこう引き込まれてしまったな。最後は、わかってはいたけど、後味悪かったよ。もう流れを止めることはできないんだよね。ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンの競演もすごかったし。クリント・イーストウッドが監督の作品って初めてみたんだけど、いい映画撮るんだね。かなり見応えある映画でした。

1971年にスタンフォード大学で実際に行われた心理実験を映画化したという「es」を見ました。人間が状況によってどんどん変わっていく様は見ててこわかったな。途中からどんどん目が離せなくなったよ。おもしかったです。実話を元にってことなんだけど、まだ訴訟中なんだってよ。ネタバレになるので内容はかけないけど、後味悪いよー。人間ってっておもうもん。でも、おもしろい映画でした。

仕事を終わってから速攻ユナイテッドへ。ポイントが貯まっていたので、一人分サービスだったよ。時間が合う中からおもしろそうなのってことで、「リクルート」を見ることに。アル・パチーノはさすがの演技なんだけど、コリン・ファレルがよかったね。苦悩する姿がいいね。かなり濃いーし、背も低いんだけど、やんちゃって感じなのが、きっといいんだな。映画もおもしろかったし、よかったかなと。何が本当なのか見ている間は全然わかんないんだけど、最後にはすっきりするしね。パンフの中のストーリー説明で一つ納得がいかないところがあったな。ジェイムズとレイラが半同棲状態になるって書いてあるんだけど、それは違うなーと。まあパンフだからいいんだけどね。サードトリックの「すべてをかけた愛」ってところにはもう少し説得力が欲しかったけど、全体的にはテンポも早くておもしろかったけどね。

続けて、クリストファー・ノーラン 監督の映画「インソムニア」をみる。こっちは「メメント」の後の作品で、アル・パチーノ主演とちょっと豪華になったかな。アラスカの白夜との絡みがよかったな。サスペンスということだけど、謎解きではなく、心理戦なのだ。難解なところもなくわかりやすい映画だったし、終わりもすっきり。この映画のオリジナル版「不眠症」もビデオに撮ってあるので、こちらも楽しみだな。

「メメント」のクリストファー・ノーラン 監督のデビュー作だ。80分ぐらいのコンパクトな作品なので、モノクロも苦にならないな。この作品は、話が前後していくので、見てるとちょっと混乱するけど、最後つじつまがあって、完全にはめられてるやんってことがわかるのだ。低予算映画ってことだけど、ピリッとしてかっこいい映画でした。