2003-10-28
滝はいずこへ。でも、カエルと出会ったからいいか。
もう一度、山の中に入っていって、分岐点から「修験坊の滝」を目指します。ずんずんと歩いていくけど、滝ないなー。水の音もしないような、するような、ちょっと気になる箇所があったけど、全然水がないので、もっともっと登る。こっちのルートはけっこう急だな。papakaoriさんがゆっくりとのぼってるのに対して、ぴのこはけっこう早いぞ。せっかちな性格だからねー。「滝あったー」「ないよー」「あったー」「ないよー」と声を掛け合いながら、登って行ってたら、なんと、見覚えのある標識が。「クスノキ原生林」「立花山山頂」「修験坊の滝」の分岐点に出ちゃったのだ。どうりでたくさん登ってるはずだよ。「分岐点に出ちゃったー。下りるから待っててくださーい」ってpapakaoriさんがいるところまで下りていって、二人で、滝なかったよねーって。どう考えてもなかったし、いちお気をつけながら下りていったんだけど、やっぱりない。最初気になったところも見てみたけど、どう考えても滝じゃないよなーと。結論としてなかっということで下りて行ってたら、papakaoriさんがカエルがって。ぴょんと飛び跳ねたみたい。ほんとだ、カエルだよ。枯葉と同じ色になってたので、見つけにくいね。後で『宝満山徹底ガイド』で調べたら、タゴカエルっていうカエルだったみた。かわいーやん。この間、雨ぱらぱら降ってたけど、車に戻る頃には止んでたよ。なんでー。
雨の中ダッシュで下山しますよー。
ゴハンを食べたら、ダッシュで下山。ほんとに降ってきたんで、途中から持ってきてた折り畳み傘を出して、傘さしながら下っちゃったよ。登るのと比べて下りるのは早いよー。なんとか、登山口入り口の小屋まで到着して雨宿り。途中、三日月山から縦走してきた二人組(夫婦かな?)も避難してきました。ぴのこたちも、天気がもつようだったら三日月山まで行く予定だったんだけどね。で、ちょっと雨宿りして、二人はビニールシートを頭の上にのせてダッシュで下りていきました。ここにきて、心残りは「修験坊の滝」。この登山口から分岐点まではすぐだし、どうやらその分岐点からは10分も歩かないでつくみたい。また、三日月山には登りにくるにしても、このルートから立花山にのぼることはなさそうだな。雨もちょっと止みかけてるので、車を取りに行って、反則だけどここまで車で戻ってくることに。モデル農場のところで、立花山を振り返って写真をパチリ。そして、車をとって、また小屋まで戻ってきました。
山頂だ。うわー、降ってきたー。
1時10分に山頂へ到着!寄り道とかたくさんしたからだいぶかかったけど、それもよし。雲の色がだいぶ悪くなってるぞ。天気がよかったらほんと見晴らしがいいところだな。百道から向こうも見えるし、津屋崎の方まで見えそう。眼下は博多湾から人工島がよく見えるはず。玄界灘もねー。あー、くやしいなー。ここで、大パノラマって感動したかったんだけどね。山頂はけっこう広いので、遠足に来てみんなでごはんとか食べられるね。お腹すいたよー。いちおまだ降ってないから、ごはん食べよーと、サンドイッチ食べてたら、降ってきたよー。雲がどんどん黒くなっていって、最初ちょっと濡れてもがまんしてたんだけど、雷とかなりだしたから、やばいって、あわてておりることに。クスの原生林と山頂との分岐点まで戻ってそこのベンチで、もういちどゴハンだ。papakaoriさんが温かいお茶をポットに入れて持ってきてたので、いただいたんだけど、おいしかったー。ベンチのところはちょうど木々に囲まれていたので、雨にあまり濡れなかったんだけど、木の間から見ると、かなり雨降ってるんだよね。なんだか木に守られてるって感じで、すごくいい気分になっちゃった。
山頂までもう一息。やっぱり天気だめそうだな。
小学生たちと分かれた分岐点にもどって、そこからまた山頂を目指します。あと300mの地点に、「屏風岩」がありました。200mの地点を過ぎると、こっとは「古井戸」の標識が。少し行ってみたんだけど、なんか井戸らしきものはあったけど、よくわからん。しかも、井戸とか怖いやん。天気もかなりあやしくなってきたので、先に進もう。「夫婦の杉」というのがあるぞ。2本に見えて、根っこでつながってるみたい。二人して、間に入って写真撮ったよ。ここって写真スポットだよね。山頂へ100mの標識が。随所に標識があるから、うれしいし、がんばれるよねー。papakaoriさんはちょっとバテ気味だったので、もうすぐですよーって声かけながら、ぴのこが先に登ったよ。
クスノキ原生林だ。天気持ちそうな気がしてきた。
三日月山との分岐点を過ぎると、「クスノキ原生林」「立花山山頂」「修験坊の滝」という分岐点が。「修験坊の滝」のルートってつながってるんだねーと、のんきに思ってたんだけど、この後、けっこうブルーなことが。まあ、その話は後にして、クスノキの原生林ゾーンに突入。どの木も大きいねー。papakaoriさんが抱きついてる木もおっきいぞ。でも、もっと大きいのがあるんだよ。それが「立花山大クス」だ。「森の巨人たち100選 The 100 Forest Giants Jpan」に選ばれてるんだって。幹周785cm、樹高30m、樹齢推定300歳以上だった。すごいー。天気もちょっと回復したみたいだし、いい感じじゃない。ここで、1時5分前ぐらい。寄り道してなかったらもう山頂についてるはずだから、35分で登れるってちゃんとあってるよ。
小学生軍団に遭遇。挨拶攻撃をくらう。まだ曇りだよ。
山頂まで600mの地点を過ぎ、順調。順調。そして、400mを過ぎた当たりで、続々と小学生たちがあらわれる。遠足で登ってたみたいだ、引率の先生からあと200人ぐらいおりてきますから、と。うわーヘビー。最初は、こんにちはーってさわやかにあいさつしてたんだけど、それを延々言い続けるのはきついものがあるなー。どうするかなーと思ってたら、ちょうど、山頂と、大クス方面へと分かれる分岐点が。助かったー。ここは小学生たちとお別れして、先に、大クスをチェックだ。
ここからがほんとの山登り。まだまだ曇り。
小屋があるところに着いたぞ。ここからがほんとの山登りだね。「立花山登山道案内図」によると、山頂まで980m、35分で着くらしい。写真撮りながらだからもうちょっとかかると思うけど、なんとかなるかな。今は、12時15分です。駐車場から15分登ってきたよ。ちょっと行くと、「修験坊の滝」との分かれ道に。滝かー。チェックすべきだろうけど、後回しにして、先へ進もう。「なぎの大樹」があったけど、あまりインパクトないなー。新宮町天然記念物に指定されてるみたいだけど、写真もぼけててちゃんと撮れてなかった。曇ってるから、写真が撮りにくいよ。この先に、小さな水飲み場があって、ちょうどおじさんが一休みしてました。降りてきたとこなんだって。ビスケットいただきました。ありがとうございまーす。ここからがけっこう急だな。でも、ここを登り切ると、しばらくゆるやかな登りになるみたいなので、がんばるぞ。
立花山登山口から登るよー。まだ曇りだ。
3号線の須川交差点から立花山の方へ向かって行くと、セブンイレブンがあります。ここが最後のコンビニなんで、トイレに行ったり、買い物したりするのだ。ちょっと走ると、六所宮のところに、立花山登山駐車場があるので、ここに車を停めて、ここから歩くよ。ちょうどお昼の12時だ。くもりだけど、なんとか天気もたないかなー。すぐ「ようこそ立花山へ」の大きな看板を右に行くと、梅岳寺という県の重要文化財に指定されているお寺さんがあります。登っていくと、その都度、「立花山へ」などの看板が出ているので、すごくわかりやすいんだ。
集落を抜けると、登山口の標識が。ここから1,240mだって。すぐ右手の方に看板が。日曜日などに朝市をやってるみたい。ちょっと先には、養鶏場が。博多地鶏?のモデル農場みたい。ぞうさんとか、かわいいぞ。写真撮っとこ。下を眺めると、ここですでに眺めがいいな。花立花っていうきれいな住宅地が見えて、屋根の色がみんな違ってかわいいねー。
立花山に初登り。なのに、曇りから雷雨へ。。。
今日は、山登りです。山歩きの本を作るのに、まずはひと山のぼってみようと、papakaoriさんと立花山に登ることにしました。先週から天気予報とにらめっこしながら、28日って決めたのに、朝の時点で今日はどうやら午後少し雨が降るらしいとのこと。やばいなー。でも、なんとか曇りでもつかもしれないので、ひとまず登ることに。新宮の方から登ることにしたので、3号線をずっと行って、先に、お昼のパンをケレスで買うことに。
今日のコメント
カワカミです。: 実家が和白なんで、近くです。学生のころ、連休に寝てたら親にたたき起こされ、パジャマのまま登山して、山頂で朝ご飯を食べた記憶があります。かなり気楽に登れるいいところですよね。近くにミカン狩りができるところがあります。もぎ放題、食べ放題で1キロ200円くらいかな。ばり安い。 (2003-11-16 18:39)
ぴのこ: パジャマのまま、登山ってかなり気軽に登ってたんですね。ぴのこも久しぶりに登ってきつかったなーと思ったけど、昔登った山に比べたら、かなりらくちんだったかもとも。ミカン畑近くにありましたね。 (2003-11-17 18:51)
カワカミです。: いやいや、パジャマで登ったというのは余裕からではなく、よくわからない親のイタズラみたいなもんですよ。いくらなんでもひどいよね、朝の準備なしの山登り。 (2003-11-18 10:08)