2003-09-13
夜の京都はとってもにぎやか。
宮川町からすぐ鴨川に出ると、河原にたくさん人がいるよ。それも点々と。どうやらカップルみたい。京都のデートスポットなんだね。花火をしてる女の子のグループとかもいて、みんな鴨川で遊んでるんだね。河原町の方まで歩いて、木屋町通りとか歩いてみる。ここは飲屋街みたいだね。狭い路地の両側に店がたくさんあるんだ。途中で引き返して、ソワレに行こうと思ったら、残念なことにオーダーストップ。もう10分ほど早くくれば間に合ったのに、残念。
「四条河原町」の交差点の方から演奏が聞こえるよ。行ってみると、スカパラみたいな感じの人たちが生演奏してました。オリジナルなのかどうかはよくわからないけど、すごい盛り上がってた。たくさんの人が見てるし。交差点の反対側ではアカペラのグループがいたり、ギターの弾き語りがいたりと、それぞれ楽しんでるな。歩いている人の数も多くて、すごいにぎやか!夜の京都も楽しいねー。この後、河原町通を北上して、「六曜社地下店」を目指して歩いたんだけど、京都駅へ出るバスって本数が少ないみたいで終バスがけっこう速かったので、場所の確認だけして帰ることに。ひろみちゃんはちょっとあきれてたけど、夜の喫茶店も行きたかったなー。ホテルにもどって、明日の予定を簡単にたてて、12時前には寝ちゃったよ。今日はかなり歩いたなー。
光琳 (京都)
宮川筋は、お茶屋さんが並ぶ石畳の静な通りで、夜は、それぞれの店先にちょうちんが灯されとても幻想的な雰囲気でした。光琳は、小さな割烹で、行ってみると、おかみさんが気さくで感じがとてもよく、安心しました。予約が遅かったので、魚とか生ものが残ってないのよって。単品だとちょっと高いかもと思ったので、4,000円でおまかせでだしてもらうことに。ふだんは、10品4,000円の懐石からあるので、そのぐらいがいいかなと。それぞれおいしかったし、座敷で2人ゆっくりと食べることができてよかったな。最後のお客さんだったしね。天ぷらも作ろうかって言われたけど、おなかいっぱいでとても食べきれなかったよ。ハナコを見てきたって話をしてたら、おかみさんに喜んでもらえて、ここの通りは入りにくい雰囲気があるけど、入ったら大丈夫だったでしょって。10月に2時間ドラマで京都を舞台にしたのがあって、このお店が出るんだって。TBS系列でサスペンスってことなので絶対見ようっと。この通りって、ほんと静かで素敵なところだったな。
静香 (京都)
「千本今出川」の交差点から西へすぐのところに「静香」はありました。入口のところにタバコやさんがあります。一緒になってるみたいだね。中に入ると、一気に時代がさかのぼっていくかのような気分に。21世紀ではないね、ここは。まるで時が止まっているみたいだな。どこに座るか迷ったので、真ん中あたりに座りました。テーブルの幅が狭くて、お互いの距離が近いのが不思議な気がするな。そして座席は背も座るところもビロードで、まるで電車の中のような気がした。奥の方の写真もとってみたんだけど、中庭があるみたいだね。珈琲は330円だ。安いね。注文をとりにきたときに、「フレッシュ入れていいですか?」と聞かれた。最初?って思ったんだけど、そうかミルクってことね。ぴのこは砂糖&ミルク入りでいつも飲むのでもちろんOKですよ。コーヒーおいしかったー。ちょっと濃いめでフレッシュを入れるとちょうどよいまろやかさに。コーヒーがおいしいとうれしくなるね。今日初めてのコーヒーだよ。しかも、初喫茶店だよ。
もう6時だ。外に出ると少し暗くなってきたね。バス停でバスを待ってると、道の反対側に緑色の大きな物体が。カエルやん。かなりでかい。なんの店だろうと思ったら美容院だったよ。こんなところでカエルと出会うとは。しかし、何でカエル立たせてるんだろう。オーナーがカエラーなのかな?ホテルに戻ってチェックインをすませて、そっこうばんごはんの予約しないとね。街に出る時間を考えたら予約は8時だね。るるぶとかハナコとか見ながらいろいろ電話してもらってけどなかなか予約とれないね。土曜日だし、3連休だしね。ハナコにのってた「光琳」にしました。
この後、ガーンなことが。
「白川通今出川」という交差点のところに、「私設図書館」という不思議なところが。京都大学のすぐ近くなので、学生が勉強したりするんだろうね。なんだかいいなー。
銀閣寺道のバス停から、百万遍までバスにのって、そこから戻りつつ「進々堂」を探します。交差点からちょっと歩いたところにあったーと思ったら、臨時休業の札が。ガーン、まじでー。かなりショック。中を少しのぞいたり、あきらめきれずに少しうろうろしちゃったよ。慶事のためっていう張り紙があったよ。泣く泣く外観の写真だけ撮りました。福岡ははるばる行ったのにー。あー、ついてないな。コーヒー飲みたいよー。私ががっくりしてると、宏美ちゃんが別の喫茶店に行こうって。そこで、静香とソワレを見比べると、静香がバス1本で行けることがわかったので、今出川通りを西に向かって、「千本今出川」の交差点へ向かうのだ。
銀閣寺 (京都)
やっと銀閣寺にたどりついた。入口そばでラムネを飲んで一息ついた。もう4時だよ。時間が過ぎるのが早いよー。ここは拝観料500円をちゃんと払って中に入ります。逆光なので写真撮りにくかったけど、銀閣寺です。すごい古いよね。ちゃんと大事に保存してあるってすばらしいね。寺自体はまあそんな感じだったんだけど、庭とか散歩道がすごいよかったなー。いろんな苔が生えてて美しいのだ。苔って大好き。みずみずしくていいよね。川上さんのホームページにのってた、「とても邪魔な苔」も発見!この書き方がうけるよね。こんなにたくさんの種類の苔が生えてるんだね。順路に沿って歩いていくと上の方から銀閣寺を見下ろすことができて、そこからの眺めもすばらしいのだ。もっとゆっくりみたいけど、「進々堂」が待ってるのでもう行くよー。
哲学の道 (京都)
「哲学の道」に入る前に、永観堂の目の前にある「山源」というおそば屋さんでお昼を食べました。「哲学そば」という名前が気になったので、ガイドブックには載っていない店だったけど、入ってみたら、おばあちゃんとおばさんと、何人かでやっている普通のそば屋さんで安心しちゃった。にしんそばと哲学そばがよくでるとうので、ぴのこは哲学そばに。山菜そばで700円と値段も手頃でした。つゆがあっさりしていて、まあまあおいしかったな。お昼食べてちょっと生き返ったね。
哲学の道を銀閣寺まで歩いたんだけど、けっこう距離があったね。1時間ぐらいかな。暑いので日陰をさがしつつ歩く。途中「二三麿」という茶店にある「ふしぎにあたる恋の辻占い」というおみくじを引いたらぴのこ大吉でした!わーい。風の館というところで売ってた「絹てまり」、ふわふわしててとてもきれいだったなー。カナダから来た旅行者が買ってたな。
南禅寺 (京都)
「進々堂」でお茶をするには、南禅寺からスタートして、哲学の道を歩いて、銀閣寺へ行くことにしよう。南禅寺は京都駅からはけっこう距離があってしかも道が混んでいたのでバスで30分以上かかったかな。着いた頃はもう2時だ。かなりお腹すいたけどがまんして、先に南禅寺へ行くことに。境内を自由に見てまわることができて、とても気持ちのいいところだった。「水路閣」という、琵琶湖から水を引いてる水路があって、とても古いものみたい。ヨーロッパ風の建築でかっこよかったなー。みんなこの下で写真撮ってたね。南禅寺かなり素敵。
まだ暑い京都へ。銀閣寺と夜の京都を楽しむ?
8月末に、宏美ちゃんから、9月の連休に旅行に行こうよとのお誘いが。もちろんOKだよ。旅行らしい旅行を最近してなかった気がするな。1泊2日で九州の温泉にでも行くか、ちょろっと関西方面に足をのばすか。宏美ちゃんのモードにあわせて、それなら京都に行こうと。京都って、高校の修学旅行以来、2回目。つまり、ほぼ初めてってことだね。キューブリックの大井さんにおすすめの喫茶店を3店教えてもらったので、そこに行きつつ、散策したりすることに。ガイドブックを買っていこうと思ったけどいっぱいありすぎてどれがいいかわからんって状態だったので、HANAKO WEST の「エレガントな秋の京都へ」を連れていくことにしました。これなら厳選情報がのってるはずなので、事前リサーチできていないときは便利でしょ。
今回の旅は飛行機で往復することにしました。行きはANA、帰りはJALです。福岡空港10時10分発、伊丹空港11時15分着の予定だったんだけど、30分ほど出発が遅れたので、結局着いたのは12時近くになってしまった。空港からは空港バスで京都駅までほぼ1時間。ホテルは京都駅そばの「ホテル京浜京都」だ。チェックインにはまだ早い時間だったので、先に荷物だけあずけて、バスに乗って、南禅寺に向かいます。京都を移動するにはバスが便利ってことだったので、市バス一日乗車券を買いました。500円で均一区間内乗り放題なんだよ。嵐山とか遠いところに行かなければこれで十分だね。均一区間は1回乗る毎に220円なので3回乗ると元がとれるよ。