書籍

『ポルトガル物語 漁師町の春夏秋冬』 青目 海

KanKanTrip Life 1
『ポルトガル物語 漁師町の春夏秋冬』
青目 海

A5、並製、176ページオールカラー
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-86385-264-8 C0026

イベリア半島の端っこの小さな漁師町は最高に素敵な舞台だった。

極楽市場に集うのは、人と花と笑う犬。ポルトガルの小さな漁師町で季節ごとに降ってきた愛しく切なく、かけがえのない日々。
『リスボン 坂と花の路地を抜けて』の著者・青目海が南ポルトガルで暮らした20年を鮮やかに描いた紀行エッセイです。

2017年6月中旬全国書店にて発売。

 

【著者プロフィール】
青目 海( あおめうみ)
脚本家・ライター。東京生まれ。劇団「天井桟敷」の創立メンバー。19歳で「スター千一夜」で構成作家デビュー。以後、テレビドラマの原作、脚本を手がける。パリ、ローマに始まり、結婚後は、カナダ、ニューヨーク、メキシコ、モロッコ、スペインなど、海外生活は30数年にわたり、南ポルトガルの小さな漁師町に20年暮らす。2015年に帰国、伊豆在住。
脚本/「 親にはナイショで」「東京ローズ」他。舞台/「アカシヤの雨に打たれて」著書/『私は指をつめた女』(文春ネスコ)、『南ポルトガルの笑う犬』『リスボン 坂と花の路地を抜けて』(書肆侃侃房)など。

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【目次】
プロローグ
マップ



春の極楽市場
南ポルトガルの日本食
花の野原のお楽しみ
美しき老人の退廃の館
春の魚市場・魚三昧
漁師町の笑う犬
お行儀のいい友達
ポルトガル語のいらない暮らし
世界で一番素敵な美容院
ユーロに群がりたどり着いた人々
忙しい女たち



漁師町の天国と地獄
マフィアの秘密の花園
夏の風物詩・傾いたおじさん
鰯という至福
島へ渡る
海を眺める犬
夏の友達



女たちのバカンス
秋のお楽しみ
男たちの美しき仕事
地獄の天使・パトリシア
謎のロシア人とパーティーの始まり
令嬢、さっちゃん
罰を受ける男たち
幸福な妻



踊る子豚
金持ちすぎた男
漁師町と高級エリアの日本人妻
冬のパーティーと映画の夜
もっとも恐ろしい体験
そして、別れ……

エピローグ
ポルトガル情報