書籍

『抽斗にピストル』 麻田春太

詩集『抽斗にピストル』
麻田春太

A5判変形、並製、112ページ 
定価:本体2,000円+税
ISBN978-4-902108-61-3 C0092
 

【著者プロフィール】
麻田春太(あさだ・はるた)
1943年 福岡県福岡市博多に生まれる
1963年 詩誌「素寒貧」創刊
「福岡詩人」同人を経て現代詩グループゼロの会会員
現在、詩誌「異神」同人 「九州文学」同人

1970年 詩集「甦る」
1975年 詩集「美しきものへの挑戦」
1982年 詩集「アポリアの歌」で第13回(1982年度)福岡市文学賞(詩)受賞
1986年 ショートストーリー「愛ってなあに」森田昌明共著
1997年 詩集「白の時代」

現在 福岡県詩人会会員

【目次】
余りにも陳腐で、愚直な詩
死は詩を生まない
ピストルは抽斗にあった
振りむけば ひとり
涙が噴き出す 夢よ
死者たちの季節
死ぬために 生きているのか 曼珠沙華
近隣挨拶
夏を拾って、事故を起した
埋もれたるもの
命は預金された
台風の前に
独り言
バナナの友
あっ、いかん
隧道
お湯割り
ひとり芝居
暗愁
ペルソナの歌

青い子
戯け者
閉鎖空間
呪縛
蛇之目変留
カッターシャツに縛られて
まきもどされたフィルム(一)
まきもどされたフィルム(二)
不器用
赤い月
単純化不能複合
ささゆり
勝手にします
神殺しの日本、反時代的密語(梅原 猛)

あとがき