書籍

『ピエロのボーベとエナの物語』岡部文明

『ピエロのボーベとエナの物語』
岡部文明

A5判変形、上製、112ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-86385-379-9  C0093


ピエロは
国境のない鳥。
人々のかなしみも
よろこびも
自由に羽ばたかせる
夢の鳥。

国際的アーティストとして、
ピエロを描き続ける情熱の画家・岡部文明。
元ラガーマンの岡部はボールを絵筆に代えて
世界中の人々に愛と平和を届けつづけます。


現実にはないかもしれない、私が思い描いたサーカスの世界。
こんなことがあればすごいだろうな、人間も動物も仲良く共存できる、
そんな世界がこの世にあったなら、みんな幸せになるだろうな。
そう、この本には、私にとって理想の夢の世界があるのです。
[あとがきより]

2019年9月中旬発売。


【著者略歴】
岡部文明(おかべ・ぶんめい)
画家
1948 年 福岡県生まれ、福岡市在住。
1965年、16 歳の時にラグビーで岐阜国体に出場するが、スクラム練習中に負傷。
暗中模索のあと絵の世界に方向性を見出し、画家を志す。
サーカスとピエロの世界に魅せられ、1973年からピエロの絵を発表し続けている。
彼らを訪ねて世界を旅し、交流するなど、一生のテーマとして取り組んでいる。
1988 年にモスクワ新サーカス劇場で大規模な個展が開催されたのち各地を巡回。
埼玉県立近代美術館、福岡市美術館、府中市美術館での個展開催後、
2011年にはニュージーランドのパタカ美術館で、
2012 年には各務原市あすかホールで個展が開催され、
2019 年には横浜赤レンガ倉庫で絵画とオブジェ展を開催。
2013 年、岐阜県芸術文化顕彰特別賞受賞。
2014 年、第82 回独立展 芝田米三賞受賞。
著書『ピエロよ永遠に』(朝文社)、絵本『ピエロになった王様』(小学館)、
回想録『ピエロの画家 魂の旅路』(小学館)