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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!
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人は歩くより先に、

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階段を登るんですね。
ハイハイで。

目下、この階段の安全対策に頭を悩ませているところ。家の中のいろんな危険も、ものすごく危なくても次の週にはもうそこクリアして危なくなくなったりして、また次の危険が生まれている昨今ですので、今その安全対策に万全でもあんまり意味ないな〜ってことが多い。「熟慮を重ねたその場しのぎ」的な安全対策が求められております。

子どもを前提とした家づくりしてない、よね〜。

nagasaki02

わたくしツマエンジェルの名前は「な」ではじまるので、「な」!!!って書いてあるうちわが実家の車の後部座席にあったときには「おやおやなんだいおやばかかいてれるなあ」などと思っていたのだが、それは勘違いでありました。それは、「長崎材木店」という会社が作ったうちわ。実家のちょいとした修理などをやってくれている工務店さんであります。

ちょこちょこ評判を聞いていたのですが、最近はしっかりと聞こえてくるようになりました。

で、福間に行ったときに立ち寄った「Land Ship Cafe」が美しかったのですよ、これが長崎材木店のモデルルームだったと言うから激写しました!

nagasaki

海?絶景??
・・・というおまけというか絶対的な強みがあるというのは否めませんが、それにしても気持ちの良い建物でしたよ。木材と白壁の使い方がちょうどよく、ログハウス風にもファンシーにも寄らず、独特の雰囲気がありました。

さて、どうして福間に行ったかは、後日。うふ。

坂の多い趣ある住宅街の、これまた素敵なマンションを、個性ある雰囲気にリフォームなさった人のお宅へおじゃましてきました。楽しかったなあ。

ご夫婦は、おいらの高校時代の同級生同士。リフォーム中、「今こんな状態なんよー」といろいろご報告くださっていたので、心配半分、興味それ以上でお招きを心待ちにしていました。

リフォームを手がけたのは、おなじみマキハウス

結果、大満足のお宅になりましたが、どんなに優秀な会社でも、施主側にある程度の覚悟や、大金と引換にしたビジネスライクな関係性を保つという強い気持ちが必要だよね、という結論に至ったのでした。そうじゃないと、後悔のないいい家、いいリフォームって絶対できないと思います。

まだ家具の入っていない状態ですが、お宅の様子です。

そうそう、宣伝ですけど、今作ってるマキハウスのリフォーム本、もうすぐ、もうすぐできますよー!!!

遅いって!
もう引っ越してきて3年だって!!

gaiko

この駐車場の周囲2辺の白い柵のみです。それ以外は1年以上前に終わってました。

・・・アホかー!
そんなちまちまつぎはぎで作業してもらったら高くつくっつうの。
でも、なぜか畑担当大臣のオットエンジェルが前回「ここは柵はやらんでいい」と拒み、「ま、好きにしな」と思っていたワタシもいかんのだが、実際やってみると、初めて、畑が「締まった」感じがした。
遅いって!!!

ま、わしら何事も、時間をかけないと腹にすとんとこないタチなもので。

ついでにこれはサービスで、

mohea

引き戸の戸袋のすきま風がスースーするところに、毛足のふさふさしたテープを貼ってくれました。アップにすると、

moheamohea

こんな感じ。ふさふさ部分の色もいろいろあるみたい。見た目をくずさず、風も遮るのでかなり満足です。名前は「モヘアくん」。よろしくねん。

オットエンジェル、ハッスル!

oosouji

今年は予定がちょっと狂ってしまったので、逆に年末2日ぽっかりあいてしまったのです。そこで、オットエンジェルが目を見張るほどのハッスルぶりであっちこっち拭きまくってます。「なんかここきれいになったろ?(ニヤッ)」ってなんかと思えば、

lamp

ランプシェードも拭き拭きしたらしい。えらすぎるぞ。

ところで先日めでたくリフォームを終えた某K邸での一コマ。「こういうちまちました照明って電球きれると大変よね」って話なんだけど、ま、そうなんす実際。しかも、当然かも知れないけどなんか一度にボコボコきれる。「しばらくきれてないなー」なんて小力風につぶやいていると、バタバタッときれる。なので、ウチは大量に電球を買い置きしています。

おされ生活はまあいろいろと大変なのだ。

koushi

おいらの好きなもの。千本格子。格子自体の作りも美しいし、いろんな光に照らされた格子の影も美しい。「うわっ!」とのけぞる。飾りというのはこういうのがいい。

Amazonのレビューを見ていたら、とても丁寧に拙著を紹介してくださっている方がいらっしゃったのですが、この方が壁塗りについてコメントしていらっしゃったので、ここに追記します。

拙著には2カ月かかった壁塗りの顛末を紹介していて、それは本当に大変だったのですが、最近は施主による壁塗りはよく行われているようです。

まず何と言っても、一度塗りで完成する材料があるということ。ちなみにおいらは3度塗りでした。次に、工務店側が施主の壁塗りをおすすめするところが出てきていて、そうなると工具や道具を準備してくれたり、塗り方をレクチャーしてくれたりするということです。おいらたちはミキサー以外は全て自分でそろえたし、塗り方レクチャーも下塗りだけ。しかも外壁塗りのためその日までたまたまいらっしゃった左官さんに「こげんするとよー」ってすげーゆるい感じで。

実際、お知り合いのあの方は、一度塗りの材料を使い、お友だち20人くらい総出で2日かけて塗ってしまいました。

いわゆるこーゆー作業がお好きな方にはたまらない快感がありますゼ。

そして週末のすき焼きはこんな感じで。

sukiyaki

ウチのは水なしすき焼きです。

仕事の資料として買った『辛酸・リノベーション』(小森知佳著)は衝撃でしたのでお知らせします。

拙著『ぼくらのいえができるまで』では、家づくりがうまくいかなかったら一体どうなるのか、というところまでご紹介できていません。なんでかとゆーと、とってもうまくいったから・・・。てへ。(←すんません)

確かに、拙著でも紹介したとおり、おいらもオットエンジェルも、とにかくケチい、しつこい、疑り深い。この一見失礼な言葉も、家づくりにあっては、黄金のホメ言葉になり、いくばくかのトラブルは回避できたのでしょう。が、それでもやっぱり、関わってくださったスタッフのみなさんがとても誠実で有能で、ココが重要なのだけど、わがままなおいらたちに「楽しく合わせてくれる」プロフェッショナルな人々だった。だから、結果的にいろんなことが上手くいったんだと思う。

家づくりを考える人なら、心構えとして事前に読んだ方がいいと思います、『辛酸・リノベーション』。そして、なんかの巡り合わせが悪くて、どうにもこうにも上手くいかないんだけど、とゆー人も。著者の恐怖の実体験が、袋から出したばかりのA4の真っ白なコピー用紙のように、すぱっと読者の心を切りかかります。そして七転八倒の末できあがった、あたたかな家と辛抱強そうなご主人の写真・・・。あ思い出しても涙が・・・。

一軒家を予定している人でも必ず参考になると思います。

ウチの家の中のトビラにはポリカーボネートを使っています。原口くんがウチに来て「音声は変えています」みたいなことをやっていたのがコレです。

pori01

このポリカーボネートは、プラスチックみたいな素材です。細長〜〜〜い四角柱が横にずら〜っとくっついて並んでるようなモノです。この四角柱の細さ太さで向こうの透け具合が変わります。当然、太いと透けるし、細いと透けにくい。光を通すけど目隠しにもなるわけです。そしてガラスなどに比べて軽い。がしゃんと割れるようなこともないので、キッズが楽しく暴れても大丈夫なわけです。

アップにするとこんな感じ。

pori02

ウチは透明無色を使っていますが、色もいろいろありましたよ。

あづいでずね。ぶぶぶ。自宅は事務所も兼ねていますので、仕事が全くはかどらなくなりますので、クーラーは昼の暑い時間から入れます。ぶぶぶ。

やはり、開口のでかい家は、あづいでず。朝、雨戸を開けるまではすごく涼しいのに、一枚雨戸を隔てた向こうには、暴力的な夏のビッグウェーブ。ぶぶぶ。

で、その辺はまだ試行錯誤中ということで、設計中の話です。

クーラーって意外と設置場所に限りがあるのです。あの、「室外機」をすぐ近くに置ける場所に設置しなければならんのです。室外機、かっちょわるい。室外機、ものすごい熱風が出る。しかも壁に穴を空けるわけですよ。

もともとあまり得意でないので、入れても29度設定のおいらたち、既に持っていたクーラー1台でさえ、理想的な設置場所はなかった。ちょっとタブーを犯して

cooler

こんな感じでひっそり設置。建具屋さんにニヤトーのルーバーを作ってもらいました。

もう1台、設置しようと思えばできるように設計してもらったけど、多分しないと思う。だって、家の前の目立つところに室外機置きたくないもん。クーラー好きの人は、かなりあらかじめ気にしておいた方がよいですよ。

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