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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!

はっさく、明日で1歳10ヶ月になります。

ここ数日ではっさくとのつきあい方が変わった気がしています。

今までははっさくは私にとって「一方的に世話をされることを待ってる人」っていう状態でした。だもんで、ものすごくきつかった部分がありました。うまくできなかったり、やってるのに泣かれたり、うまくできてるのかわからなかったり。オットエンジェルが休みっていう前の日とか、明日から実家に帰るなんていう日は、緊張の糸がほどけるのか、突然腰が痛くなったりしていました。

でもなんかそれってもったいないことなのかも、と思いはじめたのです。もっといい意味でだらだらと、ふつうの生活を送りたいな、はっさくと。

……そうだ、この人、いっしょに住んでる人なんだ。オットエンジェルと同じ並びでつきあえばいいんだ。

オットエンジェルなら、そこにいるだけで楽しくてうれしくてわくわくして、さあ、今日は何の話をしよう、何しよう、どこ行こう、ってなるな。お互いに世話をして世話をされて、そういう関係。

実感として、そういうのがすっとからだにおりてきました。ことばはもう少し先だけど、ずいぶん「通じる」ことが増えたからかもしれません。

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今日の朝ごはん。かぼちゃのおかゆと、バナナと、はったい粉の蒸しパンと、スライスチーズのかけら。あと三年番茶ね。

コメント

連投ですまん。
そういう気持ちになったのは、やっぱはっさく君が成長したって証拠かもね〜。とはいえ、これからますます自我が芽生えてきて違ったステージに登ることになるんだろうけど。ウチはこのところどこでもギャーと騒ぐことを覚えられてしまって(汗)、君の前者のような心境かな、ふう。
よちよちでかわいいんだけど、まだハイハイと混合なので、お店とかでは放牧できんし。というか、歩くようになってもしばらくはお店で放牧は基本まずいかね。

Posted by サミイヌくん at 2011-07-07 23:09:53

続けていらっしゃい。子どもが産まれる前より頻繁に会ってるはずだけど、何と言っても毎日いや毎秒新たな成長を見せてるヒトがそれぞれ一匹ずつくっついてるもんで、話は尽きませんな。
そうそう、はっさく、ちょっと新たなステージにって気がするのよすごく。ことばが出てきたみたいなわかりやすいことがあるわけではないんだけど、だからこそ?
やはり泊まり込みで、の時間が必要かもね…。
「カツ○」?…。ちょっとねえ。こないだは「まさ5」の前を通ったよ。わはは。

Posted by tsuma at 2011-07-08 15:04:02

はは〜なるほどなあ〜。それだけしっかり手抜きせず向き合っているということなんだろうなあ〜。もしかしたら、「都市型?核家族子育て」の感覚、とも言えるのかも…。
私のような田舎で義父義母介在型だと、子どもの存在は、もうなごみ場というか、「いてもらわないとかなり困る」存在であって、子どもに関わる(世話する)という甘露な大義名分によって、浸食されない大切な部分が保てていたりするわけで…。子どもに支配?される状態に自分を置くことで、じじばばから支配されることから逃れられるというか…。
私の感覚としては、赤ちゃん当時の子どもは「共犯者」みたいな感じでした。泣きやまないのも、おっぱいを離さないのも、おぬしもワルじゃのうニヤリ、みたいな。なるべく私の手を焼いてほしいと思っていた…かな?
もうじじばばから解放されたけど、でもそういう感覚は今も私の中に残ってる気がします。他のことができない状態を、贅沢に思える…。まあ、これもひとときのことだしなあ〜。

Posted by すぎちゃん at 2011-07-08 23:51:00

すぎちゃんさん、おはようございます。
あはは、もちろんおっしゃること、わかりますよー。そうですねそうですね!
ワタシの母親なんかはとても冷たい人なんですけど、私が妊娠中もめったに家に来なかったのに、はっさくが産まれたとたん、行き来が激しくなりました。まあ、助かってるんですけど。

Posted by tsuma at 2011-07-11 08:53:44
一言どうぞ